教育の無償化をめざして
｢ 隠れ教育費 ｣ をフォーカスする
（参加費500円）
◆日 時：2023年４月２９日（土･祝）１４:００～
◆場 所：フォレスト仙台２F 第７会議室
◆講 師：福嶋尚子さん（千葉工業大学 准教授）
「民主教育をすすめる宮城の会」の教育講演会が、上記日程で行われます。今回は「教育の無償化」がテーマです。
異次元の少子化対策などとしてニュースや新聞で、給食費の無償化が話題になったりしていますが、子どもを育てるためにかかる家庭の経済的負担は給食費だけではありません。実際には、修学旅行の積立金をはじめドリルや資料集などの教材、制服や体操服、部活動費などがかかっています。これらを講師の福嶋さんは、「隠れ教育費」として広く問題提起をしています。
福嶋さんが、文科省の「子供の学習費調査」（2018年）をもとに調べたところ、子ども一人を学校に通わせるために保護者が負っている１年間の私費負担は、公立小学校で約１１万円、公立中学校で約１８万円、公立高校では約２８万とのことです。
講演では、子どもの権利条約や、憲法がうたう「教育の無償化」に照らして、これらの負担をどう考えたらいいのか。改めて問い直します。
