mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

季節のたより4 ハルジオン

園芸用として、日本へ 2年生の子どもたちと野外散歩に出かけたときです。「この花、なんというの?」と聞かれて、「名前をつけてごらん」と言ったら、子どもたちは、「メダマヤキバナ」(目玉焼き花)、「カッパノオサラ」(河童のお皿)、「コドモヒマワリ…

5月20日は、想田さん講演と是枝さんのパルムドールに祝!

5月20日は、とても素敵な一日になりました。まずは朝5時。目が覚めて寝床でうつらうつらしながらラジオのスイッチを入れると、是枝裕和監督のパルムドール受賞の報が飛び込んできました。寝耳に水ならぬ、寝起きに水の知らせでした。驚くには驚きましたが、…

ごくろうさまでした ~ 皮肉が通じ合う二人の関係 ~

またムカシの話になる。 教室で子どもたちと一緒の時(教室を離れても変わらないが)、書き言葉でも話し言葉でも、ことばが互いに通じ合え、より敏感になることは大事だと思い、そのために書くことにも話すことにも気を配ったつもりである。すぐれた読み方作…

日本教育法学会 第48回定期総会が東北学院大学で開催!

当研究センター運営委員の山岸さん(宮城大学)から、日本教育法学会第48回定期総会の案内をいただきました。 東北学院大学・土樋キャンパスを会場に、6月2日(土)・3日(日)開催されます。全国の教育法学の研究者が集まります。 プログラムを見ると…

教科書問題を考える県民のつどい・ご案内

今年度から小学校では、教科化された道徳の授業が導入され取り組まれています。先月、4月23日のNHK『クローズアップ現代+』でも「“道徳”が正式な教科に 密着・先生は? 子どもは?」と題しての番組が放送されました。 番組の中では、4年生の『お母さん…

想田さん新作「港町」、そして明日は講演会に行かなくちゃ!

フォーラム仙台で、想田和弘さんの新作「港町」を観てきました。 白黒の作品なのに色色を感じ、潮の匂いが海わたる風とともにやってくる。それは、映像に立ち現れる昔からの変わらない生業や生活の豊かさのせいだろうか。映像全体を支配する命のめぐりと恵み…

映画監督・想田和弘さん来仙!『世界と向き合うために』

想田監督は、自らのドキュメンタリー映画のことを観察映画と呼んでいます。多くのドキュメンタリー映画は通常ナレーションやテロップ、音楽などを使用して、その作品世界を表現し描きます。しかし想田さんの映画では、それらが一切使われません。それだけで…

季節のたより3 シロツメクサ(その2)

小さな花の集合が見せてくれた美しさ シロツメクサの花は、宮沢賢治の童話「ポラーノの広場」で幻想的な花となって登場します。 「おや、つめくさのあかりがついたよ。」ファゼーロが叫びました。 なるほど向うの黒い草むらのなかに小さな円いぼんぼりのよう…

季節のたより3 シロツメクサ(その1)

先祖は海を渡って日本へ シロツメクサの花が、野原一面に咲き出しました。 この季節になると、1、2年生の子どもたちと、学校の近くの土手や空き地に出かけて、花畑にねころんだ感覚を思い出します。 あおむけになって目をとじると日の光をまぶたに明るく、…

前文科省事務次官・前川喜平さん講演会が行われます 

宮城県内の退職した先生たちが中心になって、昨年の森友・加計問題で一気に注目され、「時の人」となった前文科省事務次官の前川喜平さんの講演会を開催します。講演会といえば、この春、名古屋の中学校で行われた前川さんの講演に文科省が介入して、新聞や…

【 映画の紹介】ゴールデン・ウィークは終わったけど

ゴールデン・ウィーク、どう過ごされましたか。私は、映画を2本観ました。1本はスピルバーグ監督の「ペンタゴン・ペーパーズ」、もう1本は韓国映画の「タクシー運転手」。 観終えて気づいたのは、2本とも史実をもとにした作品で、歴史的真実・出来事を世…

ファシズムの初期警告と私たちの国

新年度がスタートして早1ヶ月が過ぎ、5月に入りメーデー、憲法記念日と大きな集会がいつものように、しかし少しずつ参加者の中に会ったことのない顔が見られる。うれしい変化といえる。ゆっくりではあるが世代交代が進んでいると思える瞬間でもある。 この…

憲法記念日を前に平和について ~『持論時論』から ~

先月4月20日(金)の河北新報「持論時論」に、春さんの投稿が掲載されました。すでに読まれている方もあると思いますが紹介します。 憲法9条改正 不戦の誓い 主体性大切 自民党の憲法改正推進本部が3月22日、憲法9条について、戦争放棄の1項、戦力…