mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

学校給食の無償化を! 仙台スタート集会 報告

 4月4日のdiaryで、仙台でも「学校給食の無償化」を求める取り組みが始まることをお伝えしました。遅くなりましたが、そのスタート集会の様子を「実現する会」のfacebookを参考にしつつ報告します。

 4月15日は、残念ながらの雨模様。たくさん参加者が集まるか心配しましたが杞憂に終わりました。準備した座席は満席となりました。
 久保健代表(宮城教育大学名誉教授)は、開会あいさつで、学校給食無償化を考える3つ視点として(1)教育にかかる経費を削減していく。その一環として給食の無償化を考える(2)子どもたちに美味しくて栄養が豊富で、しかも安全な食事を保障する(3)給食を食教育として考える、を提起しました。
 宮澤孝子さん(宮城教育大学)による基調報告では、(1)公教育における無償性について (2)戦後の教育無償化政策について (3)学校給食をめぐる政策をどうとらえるか (4)学校給食費無償化の意義について、とてもわかり易く話をしてくれました。

 基調報告に続いて、呼びかけ団体などによるリレートークが行われました。
 食べママからは安全な給食について、農民連の方は市内の学校に地産食材を提供してきた話、七ヶ宿の議員さんは県内ではじめて給食無償化を実現した話、新婦人のみなさんは保護者の思いを訴え、あいコープみやぎの方は給食費値上げ反対署名運動の教訓なと、充実した発言が続き、スタートにふさわしい弾みのつく集会になりました。

 diaryに原稿を寄せてくれている〈仁〉さんは、今回この学校給食無償化の事務局長として先頭に立ってがんばってます。ぜひ、みなさんも署名運動などにご協力ください。