mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

西からの風12(葦のそよぎ・心のある道)

葦のそよぎー心のある道ー ——わしにとっては、心のある道を歩くことだけだ。どんな道にせよ、心のある道をな。そういう道をわしは旅する。その道のりのすべてを歩みつくすことだけが、ただひとつの価値のある証しなのだよ。その道を息もつかずに、目を見ひら…

新聞に「一関の千葉さん」の文字を見つけて

5月13日の河北新報に、「1948年・アイオン台風で被災、生還 一関の千葉さんが体験記」という囲みの記事が載った。本文の一部を抜くと「~~7人家族だった千葉さんがアイオン台風に見舞われたのは8歳の時、堤防が決壊して氾濫した磐井川に流され、3…

第1回めんこいゼミ・報告

22日に開催された第1回の「1年生めんこいゼミ」、仙台市の多くの学校が25日に運動会という日の3日前です。練習の疲れがピークに達するだろう日の開催では誰も参加しないのでは?と危惧されましたが、なんと10名以上のみなさんに参加いただきました。 …

季節のたより28 ヒメシャガ

ガクも雌しべも花びらにして、雄しべを隠す花の知恵 5月後半に入って、若葉の緑がしだいに濃くなってきました。尾根筋に続く遊歩道を歩くと、木立の中を抜ける風が爽やかです。その風に運ばれてどこからか樹の花の香りがしてきます。足元には、四方に広がる…

いっしょに『特別の教科 道徳』について考えませんか?

昨年度からすでに小学校では『特別の教科 道徳』の授業が行われていますが、この4月からは中学校でも始まりました。 小学校での導入が始まった時に聞かれたように中学校現場からもどう取り組んだらいいのだろうとの戸惑いの声が聞こえてきます。 一方、小学…

西からの風11 ~教室から6~

黒澤作品『生きる』と学生たち 私はこの「教室にて」のコーナーに、昨年度の大学での自分の授業体験をとおして感じ考えたことを書き綴ってきた。その締めくくりにぜひ取り上げようと思った事が一つあった。ところが、忙しさにかまけてできないでいた。それを…

岩川直樹さん講演会・報告

11日に行われた岩川直樹さんの講演会「30㎝の向こう側へ」は、とてもよい講演会になりました。残念だったのは、参加者が思っていたより少なかったことです。学校によっては、この日が運動会というところもあったようですし、その他にもいろんな催し物もあっ…

GW我が家のよもやま話 ~ よっちゃんの睡眠大作戦 ~

新年度の仕事の疲れをゴールデンウィーク(GW)で癒したパートナーのよっちゃんは、先週からまた元気に仕事に励んでいる。そんなよっちゃんのたくさんたくさんある悩みのうちの一つが睡眠だ。入眠はとてもよいのだが、少しの物音ですぐに目が覚めてしまう。…

新企画!『 1年生めんこいゼミ』 みんな来てけろ

小学1年生の子どもたちにとっては、毎日が初めてのことだらけです。担任にとっても、そんな1年生にどう向き合い関わっていったらいいのか、日々試されることになります。 10連休が終わった月曜日は、休み疲れで体調がすぐれなかったり学校に行きたかった…

西からの風10(葦のそよぎ・裸形と境界)

葦のそよぎ ー裸形と境界ー ここではあらゆる習慣的カテゴリーが混乱しているが、それゆえにこの境界状況とは、既成の一切の構造的確言にたいするラディカルな否定であると同時にまたあらたな観念やあらたな社会関係が誕生してくる元になる純粋可能性の領域…

季節のたより27 ハナイカダ

葉の上に花を咲かせる 珍しい植物 「花筏(はないかだ)」という美しい日本語があります。風に吹かれて散った桜の花びらが、水面に浮かび帯のように連なって流れゆくようすが、筏のように見えることから、その風情を花筏とよんでいます。 そしてもうひとつ、…

時代の区切りに再考すること

新年度がスタートし1ケ月。今日はメーデー。パートナーは母親連絡会の物資販売でメーデー会場へ、そしてボクは母の介護で留守番。そっして天皇の代替わりという区切りの中で、今年のゴールデンウィークを迎えた。新聞を開いてもテレビを見ても、この1ヶ月…

めーでーたい日に

昨日から今日にかけて、テレビはどこも天皇の退位と即位の話ばかり。どのチャンネルも一緒という感じ。どうしてこうも日本は右へならえなのだろうか。こういう日は、録画溜めした番組かDVDを借りてきて見るにかぎる。 ところでDVDはまだ出ていないが、4月初…