mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月30日

雑誌「教育」を読む例会に出た。9月号をテキストにしたので、「道徳」が話し合いの中心テーマだった。 道徳を教科になどというのは論外だが、「道徳教育」については自分を振り返ると語ることを極力避けてきたように思う。確かに、そのねらいは特別な日本の…

9月26日

28日の戦後教育実践書を読む会のテキストは「川口港と外港」である。私はこれまで読んでいなかったので、あわてて読んだ。 これまで読んできた実践書は50年代だが、「川口港と外港」は70年代後半に書かれていて、これまでと違い「小学校社会科教育の創…

9月23日

3連休の中日は墓参りに行く。今はバスで10数分の寺に墓地を移したからだが、それまでの墓参は車に乗らない私にとっては宮城県内であっても1日がかりだった。 田舎の墓は、部落を眼下にする山の頂上にあり、墓地からは登米郡(現在の登米市)が広く見渡せる…

9月18日

14・15日、瀬戸内海しまなみ海道でつながる愛媛・大三島に行ってきた。 埼玉のNさんからの誘いで、千葉のTさんと3人で、ここ半年ぐらい、教師Mさん(故人)についての調べをつづけている。 Mさんの教職の歩みをごく簡単にならべると、東京高師を出ての…

9月12日

鶴見俊輔さんが吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」にふれて、「あの本を私が初めて読んだ時の著者名は山本有三だった」と言っていたのを読んでびっくりした。それで、吉野の略歴を調べてみた。1931年治安維持法事件で逮捕され、その後の1935年、…

9月10日

研究センターの私の机の後ろに「浜田知明作品集 取引・軍隊・戦場」が置いてある。浜田知明は、この間、テレビ「日曜美術館」で偶然見ることができた。浜田は1917年生まれだから96歳である。今も現役の彫刻家である。この手元の画集は、今から30年前…

9月5日

豪雨のニュースがつづく。映像の中で何人もの人が、「こんなのは初めてだ」と言っていた。 私は北上川の堤防沿いで育った。終戦直後の数年間は、洪水がつづいた。家が丸ごと流れてきたこともあった。夏になると、川が水泳場であると同時に、魚取りの場であっ…

9月2日

今日の午前、「S小だが、『文学作品の読みの授業』を14冊届けてほしい」 という電話が入った。一人でも多くの人に読んでほしいと願っての発行なので、14冊とは飛び上るほどうれしい電話なのだが、ほしいと言ってくれる人が予想を超えて多いのに、願いと…