2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
春を知らせる花房 夏の葉かげのパイオニア 寒い日が続くかと思えば、急に暖かい日がきたり、また寒さがぶり返したりするうちに、吹く風が暖かさを運んでくるようになります。 先日までは裸木だったのに、気がつくと、黄色い花房が枝先に並んで髪飾りのように…
2021年は、濱口竜介監督の世界的大躍進の年と言っていいだろう。まず昨年3月に『偶然と想像』が、第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリにあたる銀熊賞を受賞。7月には『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション…
コロナ禍の中、冬のオリンピック(北京)の報道が朝から深夜まで続く毎日。あまりウインタースポーツには興味がない中で、男子のフィギアスケートの羽生選手の動向はやはり気になった。結果は世界中の期待には及ばなかった。そんな時、とても興味深い一つの…
福島の記憶と現在から考える、私たちの課題 つどいでは、今回はじめて福島の原発事故を取り上げます。これまで隣県でありながら原発事故に伴う福島の困難や、それに伴う子どもや学校の現状や課題について話を聞く機会を持てずに来ていました。同じ被災地であ…
それは、Y中学勤務最後の年だったように記憶している。2学期末の忙しい時期だったが、連日、勤務時間終了後、町の教育委員会にみんなで出向き、冬休み期間の日宿直廃止を訴えての教育長交渉をしたのは・・・。 交渉は進展しないなかで、全国に交渉を提起し…
早春の小さな赤い花 木の実はヘーゼルナッツの仲間 そろそろ咲いているかもしれないと、散歩の途中で傍らの小さな林に入り、冬の木々の枝先を一つひとつ確かめていきました。咲いていました。目をこらさないと気づかないほどの小さな赤い花。冬の林にかすか…
今月の2月19日に予定していた上記タイトルの『こくご講座』は、コロナの感染拡大のため延期することにしました。 感染拡大でやれるかどうか微妙だったため、研究センターのHPなどで一般のみなさんには講座そのものの案内は差し控えてきました。しかし「つ…
少し前に、大岡信と谷川俊太郎の対話で編まれた『詩の誕生』を読んだ。とてもおもしろかった。読みながら特に興味を惹いたのは、詩人としての二人の詩的原体験や自己の詩を特徴づける詩的イメージの相違だ。それはとても対照的で、様々なことを喚起させられ…