mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

架空文壇内閣の面々をめぐって ~安倍内閣とは大違い~

前回(1月16日Diary)につづき「架空文壇内閣評判記」。他人の書いたものを、いかにもわがことのようにつづけるのは気がひけるが、自分の中では「架空」を超えて「現実」に結びつくので、書き手の技に驚きながら今を考えつづける。 前回は荷風大臣だけで終わ…

季節のたより20 フキノトウ(フキ)

フキノトウは 春を告げるフキの花 早春、まだ雪の残る野原で、雪を押しのけちょこんと頭を出しているフキノトウを見つけると何だか嬉しくなってきます。 フキノトウはキク科のフキの花。小さな愛らしい花を咲かせますが、美味しく味わえるのは花が開く前。味…

西からの風7 ~教室にて5~

◆ 幾つかの導きとなる言葉 《自分のなかのトラウマを問うということは、それ自体、人間にとって生を励まし豊饒化させる働きをする肯定的経験と、それを破壊する否定的経験、そのどちらがその人間の世界観を定める基礎経験の地位を占取するかの主導権争い、こ…

高校生公開授業 参加高校生まだまだ募集中!

2月10日(日)に実施される高校生公開授業。すでに研究センターのホームページ、diary(昨年12月12日)で案内してますが、まだまだ参加高校生を募集しています。ぜひ申し込みください。 加藤公明さん 高校生公開授業 テーマ:歴史探究~なぜ?を問う…

西からの風6 ~教室にて4~

◆トラウマとの対決という新たなる人生のステージ 児童期における「無視」という暴力経験の雛型性はどの点にあるのか? 既に触れた問題ではあるが、念を押したくなる。 キーワードは「グループ」であり、そして、イジメが「信頼関係の突如たる取り消し」とし…

安倍内閣もビックリ?! の 架空文壇内閣

新しい年を迎えた。元日以来晴れの日がつづいているが、新年になってもいっこうに晴れやかな気分にならない。歳をとったお前はどうでもいいだろうと思われそうだが、そううまくはわりきれない。残された時間がどのくらいだろうが、その時間を気持ちよくすご…

西からの風5 ~教室にて3~

◆トラウマ大陸への視座 前回・「教室にて2」に私はこう書いた。その後の精査に基づき一部数値を訂正(太字)してくりかえそう。 学生たちのレポート「私のイジメ経験」(イジメられたにせよ、イジメたにせよ、傍観者となったにせよ、自分自身が経験ないしご…

季節のたより19 フクジュソウ

蜜を持たず、花を温め虫をよぶ フクジュソウは、雪国に春の訪れを教えてくれる草花。子どもの頃に田舎の土手で、雪解けとともに鮮やかな黄金色の花が咲き出すのを、心躍るような気持ちでながめたことを思い出します。 フクジュソウは「福寿草」と書き、和名…

映画『沖縄スパイ戦史』上映会開催に寄せて

年明け早々からすでにエンジン全開の須藤さん。それもそのはず、センターの事務局員でもある須藤さんは今週末に行われる『沖縄スパイ戦史』の主催者の一人なのです。 ご存じのように沖縄は辺野古の基地問題で大きな正念場に立っています。沖縄の人々が抱えて…

歩みいる人に安らぎを、今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。 一昨年、昨年と元旦は自宅近くの台原森林公園に佐藤忠良さんの「緑の風」に会いに行っています。我が家では、恒例行事になりつつあります。よっちゃんは年に1度の定点観測みたいと笑います。 そうかもしれません。これか…