mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「復興」オリンピックと言うけれど ~ 福島の今 ~

あの3月11日から10年が過ぎた。未だに災害は様々な形で続いている。福島の双葉町には、まだ誰も住めないし帰還者は0人。私の住んでいる川俣町には、帰還困難地域・山木屋があった。私の家の裏山の陰には飯館村があり、川俣町から浪江町に続く国道11…

季節のたより74 ミズバショウ

雪解けに咲く湿原の花 水の流れで種子を散布 早春、雪解けとともに湿原に真っ先に咲き出すのが、ミズバショウです。 ミズバショウは、山間部の湿地や沼地などの、水がきれいな場所を好んで自生しています。花が見られるのは、低地では3月から4月、雪解けの…

本をまくらに ~『日本の水はよみがえるか』~

福島原発・処理水の海洋放出方針にふれて コロナを恐れて、お利口に家に籠っていますが、ごくたまに、紀伊国屋やジュンクをのぞきます。最近読んだ本を紹介しようと思っていた矢先の13日、福島第1原発の処理水の海洋放出処分方針が報道され、びっくりしま…

震災から10年、いまだ放置されている高校生犠牲者

子どもたちのいのちに責任を持つ教育行政を! 私は、41年間小学校に勤め、その間に7年間宮城県教職員組合の本部役員をしました。大震災後の2012~2013年の2年間は、委員長として大震災後の子どもと教職員、学校を支えるために努力してきました。同時に宮…

宮城の会・教育講演会オンライン開催のお知らせ

このコロナ禍で企画が紆余曲折大変なのは、研究センターだけではありません。 日ごろ協力いただいている民主教育をすすめる宮城の会は、4月29日(木・祝)に教育講演会を企画し、すでにチラシ宣伝もしていますが、やはりこのコロナでどうしようということに…

八島正秋さんのこと(その4)

八島さんの後を継いで組合専従になった私は、学校をすっかり離れてしまうことに未練が出て、会議などのない日を選んで週1回、朝1時間、原籍校のMさんのクラスで授業をさせてもらい、それから書記局に行った。もちろん、私の勝手であった。学校には遊びに行…

八島正秋さんのこと(その3)

八島さんの後任についての話し合いで、私の名があがった。八島さんまで進めてきた宮城の教文運動を継承し進めることを誰かがやらなければならないことを考えれば、(オレには荷が重すぎる)と言うこともできず、私は立候補することを決意した。それでも、こ…

季節のたより73 ニリンソウ

里山の林床を白く染める 野生のアネモネ 里山の風景を残す田園地帯の小学校に転勤になったときのことでした。 3年生を担任した新学期、家庭訪問で地図をたよりにこどもたちの家を訪ねました。近道をするつもりで道に迷い、雑木林の林道に入って偶然見つけた…

千さんの訴えが、国を動かす⁉

桜の咲くのが、早くなってますね。私が大学に入ったころは、入学した4月中ごろから下旬にかけて、新歓行事やサークルで先輩たちに連れられて花見に行った記憶が・・・。 今年は昨年同様3月28日の開花で、平年より14日も早かったそうです。さらに満開はこ…