mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

季節のたより64 ハキダメギク

「掃きだめ」を拠点に 異国に新天地をひらいた小花 里の紅葉も終わり、枯葉が舞う季節になりました。それなのに、ハキダメギクは落ち葉をおしのけて、花を咲かせています。 ハキダメギクに思う 山本 凛 ハキダメギクとは つれない名前を つけたものです 野花…

コロナのなかで、つれづれに ~家族のかたち~

先日、わが家のよっちゃんが友人と出かけた。コロナ禍でお互い都合がつかず会えないでいたので、久々にとても楽しいひとときを過ごしてきたようだ。 よっちゃんは帰ってくるなり「あのね彼女の息子の岳ちゃん、この間、学校で喧嘩してしょげて帰ってきたんだ…

『こくご講座』の直前ですが・・・

~ 好きですか?嫌いですか?の問い ~ 今回の『こくご講座』のチラシには、~教材の魅力、授業の醍醐味~と書いた。それは第1回のときの、ちょっとした出来事が関係してのことだ。 話題提供者の報告に、春さんが「あなたは、この教材好きですか?」と質問を…

『国語なやんでるた~る』、今年も始まるよ!

「国語の授業って難しいなあ」 「どうしていいか、よくわからない」 「子どもたちと、もっと楽しい授業をしたいのに」 教師なら、そういう悩みは一度や二度、いやいや数えきれないほど感じるものです。悩みは人間の成長にとって大事です。かのゲーテも「憧れ…

季節のたより・特別編(1)

こどもたちの季節感が失われていく ― 気象庁の「生物季節観測」の縮小・廃止を聞いて 気象庁が67年間続けてきた「生物季節観測」のほとんどを年内でやめると発表しました。都市化や地球温暖化で鳥や虫は見つからなくなり、植物の標本も観測に適した場所の…

『こくご講座2020・秋』ご案内

9月5日の『こくご講座2020』を終えてホッとしていたら、もう「今年もあと残すところ~」というような時期になってきました。早いものですね。 これから来年3月までは、もっとあっという間に過ぎていきます。と同時に、教師と子どもたちにとっては1年間の…

宮崎典男、ある戦後教師の歩み(2)

宮崎先生の「教育文化」への連載「自伝的教育論」は70回つづいた。終回は、「やぶかれたズック」と題し、「あとがきにならないあとがき」の副題をつけた。姫松小学校の校長菊池譲さんについて書くことで、この連載を閉じたのだ。 菊池校長は季刊雑誌『国語…

    日本学術会議第25期会員任命に関する声明

みやぎ教育文化研究センター運営委員会 今般、内閣総理大臣は、日本学術会議が第25期新規会員候補として推薦した105名のうち6名について任命しませんでした。この件に関し、すでに多くの学会、学術組織、大学機関、文化団体等から批判の緊急声明が出されて…

季節のたより63 ニシキギ

「錦」で形容された紅葉 「翼」を持つ恐竜の木 秋の紅葉は、モミジやカエデが美しいというイメージがありますが、それに劣らず美しく、華やかで錦の織物のような紅葉を見せる木ということで、名づけられたのがニシキギ(錦木)です。 ニシキギは、ニシキギ科…

「冒険してる?」 岩波少年文庫のねがい 世阿弥の教え

岩波少年文庫の創刊から、12月25日で70年を迎える。創刊当時の編集者たちの願いが、岩波書店のPR誌『図書』11月号の最後のページ、あとがきコーナー「こぼればなし」の中で紹介されていた。 『この文庫は、日本のこの新しい萌芽に対する深い期待から…