mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月31日

第61回東北民教研の集会が8月10日~12日まで作並温泉で開かれる。第1回は1952年、仙台市連坊小路小学校会場。長い歴史だ。この開催に尽力した宮崎典男さん・芳賀直義さんはもういない。 今回の日程が金・土・日の曜日優先で決められているのも歴…

7月26日

今年も「高校生への公開授業」をもつためにいろいろ考えつづけた。この会は講演とも違う。何よりも高校生が足を運ぼうとする気を起さなければこの会は成立しない。実は毎年、高校生を集めるのに四苦八苦している。それでもつづけたいのは、「学ぶということ…

7月23日

前回、「『いじめ』と名詞で言われるのを聞くようになったのは、教師生活もしばらくしてからではないかと思う」と書き、広辞苑の「いじめる」「いじめ」の意味をそのまま抜き書き紹介した。 その後、使用した広辞苑は第5版だったのだが、5版と書かなかったこ…

7月20日

テレビでは、連日「いじめ」がテーマの番組がつづいている。私の記憶をふりかえってみると「いじめる」という単語は小さいときから耳にしていた。しかし、「いじめ」と名詞で言われるのを聞くようになったのは、教師生活もしばらくしてからではないかと思う…

7月17日

15日、宮崎典男さんの墓参に行き、帰りにお宅に寄った。そこで、紙袋の中から見つかったという新聞の切り抜きを見せてもらった(昭和52年8月3日付「河北新報」。*連載記事「戦後教育・この30年」レッドパージ上)。私だけのものにしたくないので、長くなり…

7月12日

「戦後教育実践書を読む会」を去年につづいて今年ももつことにした。今年も50年代に書かれたもので、以下の5冊を取り上げる。 「教師―その人間のなかみと仕事のなかみの記録」(須田清著) 「新しい地歴教育」(相川日出雄著) 「人間づくりの学級記録」…

7月9日

人前では偉そうなことを言いながら、いつまでたっても一人前の「センセイ」になれない自分にイライラしながら38年間の教員生活が終わって15年になる。悔しい思いの片方で、子どもや仲間にいたらない自分をさらさなくてよくなったことにホッとという気も同居…

7月5日

古本屋で見つけた「思想を織る」(武谷三男著)を読んだ。2人の聞き役に対して11回にわたって話したものをまとめたものである。著者は「あとがき」で、「自叙伝ではない。これまでいくつかの発想や主張とそれによる行動をしてきたので、それらの思想の形成過…

仙台市標準学力検査結果に思う

6月30日の河北新報は、仙台市教委が4月に実施した標準学力検査の結果を発表したと報じていた。結果は「全学年で、学力検査を開始した2007年度以降初めて全5教科の目標値を上回った。同時に行った生活・学習状況調査では、道徳心や学習意欲が向上した。」との…