mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

季節のたより16 ムラサキシキブ

学名は「日本の美しい果実」 晩秋といわれるこの季節に、近くの雑木林を歩くと、赤や紫の実をつけた低木が目立ちます。秋の斜陽が射しこむと、これらの実の色が鮮やかに輝きだします。赤色系がガマズミの仲間、紫色系がムラサキシキブの仲間。ムラサキシキブ…

【緊急】国語なやんでるた~る 第2回は明後日(28日)!

先週水曜日に行われた第1回『国語なやんでるた~る』、参加者は決して多くありませんでした。忙しい先生方にとって、時間帯や時期もいろいろとやりくりするのは大変なのでしょう。仕方ありません。それでも今年5年生の先生方が集まって、日ごろいろいろと…

西からの風 1 ~私の遊歩手帖1~

前のdiaryで、道(ミチ)さんが高橋哲哉さんとの出会いも含め、今週末に行われる講演会を紹介していますが、冒頭の案内チラシに描かれた印象的な絵は、当研究センターとも縁のある清眞人さんのものだ。 チラシ掲載の承諾をもらうため清さんに連絡を取ったお…

高橋哲哉さん講演会開催(12月1日・土)によせて

私たちに責任はないのか ~今、沖縄・福島から民主主義を問う~ 私も代表委員を務める「仙台の子どもと教育をともに考える市民の会」では例年、仙台市教職員組合と共同で教育講演会を開催してきた。たいていの事柄がそうではあるが「教育」はとりわけ、それ…

再び、長田弘さん『子どもたちの日本』から

先日、長田弘さんのすぐれたエッセー「子どもたちの日本」を取り上げておりながら、なんともすっきりしない文を書いてしまった。後になって、詩人の言う「子どもたちの日本」の具体例があれば少しはわかってもらえたかもしれないと思った。 それで、言いわけ…

ふゆの こくご講座・ご案内

『国語なやんでるた~る』とは別に、今年最後の『ふゆの こくご講座』を開催します。年末の忙しい時期と重なりますが、ぜひご参加ください。お待ちしております。 詳細は、次の通りです。 ◇と き 12月8日(土) 13:30~16:30◇ところ フォレスト…

新企画! 国語なやんでるた~る(第1回は、11月21日です)

◆ 悩んでいるのは、道徳だけじゃない! 今年4月から小学校で始まった「特別な教科 道徳」にあわせて研究センターでは、「道徳なやんでるた~る」と銘打って、授業づくりの学習会を開催してきました。参加者みんなで《こうしたらいいんじゃないか、これはどうな…

季節のたより15 リンドウ

晩秋の枯れ野に咲く 青紫色の花 11月になって、森の中は花が少なくなり寂しくなりました。 小春日和のある日、森を歩いていたら、枯れ野にぽっとあかりがともったようにリンドウの花が咲いていました。思いがけなく懐かしい人に出会ったようなトキメキを感じ…

長田弘さんは、どんな思いで『子どもたちの日本』を・・・

詩人・長田弘の遺した著書の中に「子どもたちの日本」(エッセー集)がある。ご存知の方も少なくないだろう。 映像がはっきり見えないと言えばそう言える書名だが、反復して読んでいると、(なんかいいなあ)と思えてくる。子どもの世界の様々を思い浮かべな…

東大教授の小森さん、小牛田農林に突然あらわる

みやぎ教育のつどいが終わり、これまでの疲れがどっと出たのか日曜日から風邪でダウン。ところが週初めの月曜の夜、小牛田農林高校のS先生から突然の電話。どうしたのだろう?と思いながら枕もとの携帯をとると、「つどいで会ったときに言い忘れたんだけど…

PISA学力テストの真のねらいは? 新自由主義とどう関係するのか。

『2018みやぎ教育のつどい』の記念講演は四国は高知から、鈴木大裕さんを迎えて行われました。大裕さんの著書「崩壊するアメリカの公教育 ~日本への警告~」を読み、認識を新たにしたことがあります。それはPISAのテストについてです。以下、少し長い引用に…