mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月28日

なんと悲しい出来事だろう、大阪のマンションの部屋で、28歳の母親と3歳の子どもがひとつの布団で並んで亡くなっていた。そばには「子どもにもっと良い物を食べさせてあげたかった」というメモが残され、母親の体内には食べ物も何も入っていなかったというの…

5月24日

13日、「図書」(岩波)に載っている赤川次郎連載中の一文「~墓からは、忘れかけていた「幽霊」が這い出て来る。文部省が作った『教科書でない教科書』〈心のノート〉である。私は〈心のノート〉を批判する小説『教室の正義』を書いた。『心まで国に支配さ…

5月21日

今朝の河北新報「声」欄に平泉の方が、宮沢賢治が北上川を下って石巻に行ったことにふれていた。 昭和17年発行、佐藤隆房著「宮沢賢治」の中にこのことについて、以下のような記述がある。 中学4年生の時、賢治さんは修学旅行で舟に乗り北上川を河口の石巻…

5月16日

この間、古本屋で、ブックレット「教師にのぞむことーいじめ、体罰、管理教育をなくすには」を買った。1986年2月発行で前年まで準公選による中野区の教育委員だった俵萌子さんの書いたものだ。 副題を見て、「いじめ、体罰」と「管理教育」とを一緒にし…

5月13日

「心まで国に支配させてはならない。」PR誌「図書」(岩波)5月号、赤川次郎連載「三毛猫ホームズ遠眼鏡11」の中の一文である。 赤川連載は毎月の楽しみの1つであるが、今月号は、東大・河合栄次郎教授をモデルにした演劇「長い墓標の列」を観ての感想…

5月8日

いわゆる“大型連休”も終わった。この休み、28日にもたれたわけのわからない行事には情けなくなってしまったが、後半の「憲法記念日」と「こどもの日」についてはこれまでになく意識的になり私にとっては単なる休日の日とはならなった。改憲がこれほど露骨…

5月3日

メディアテークでの上映会に参加した。この日、長年の友人Aさんが機械を回した。地元の新聞は前日、「主役は仙台最後の映写技師」とこの上映会を紹介した。企画は「短編映画祭」の実行委員。長年映写を担当してくれたAさんに感謝しようというもの。病を知…