mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『傷』とともに生きる私たちに。

しばらく前に、diaryで「傷」にかかわるものを書きました。それらを書くきっかけは、宮地尚子さんの『傷を愛せるか 増補新版』でしたが、本の内容などはまったく触れてこなかったので、今回紹介しようと思います。 著者の宮地尚子さんは精神科医で、トラウマ…

新学期のスタートは、4月1日から ❝よーいドン!❞

新年度は、新しいことに挑戦したり、取り組んだりしたい気分になります。そんな気持ちを知ってか知らずか、4月1日の魅力的な企画が2つ届いたので、紹介しま~す。 一つは、学校体育研究同志会のみなさんの「陸上運動指導法講座」です。何と講師は、研究セ…

季節のたより120 キクザキイチゲ

早春の野生のアネモネ 花色豊かな日本の自生種 近くの里山の土手にキクザキイチゲが咲き出しました。1週間前に訪れたときは影も形もなかったのに、いつの間にか地上に現れています。毎年決まってこの場所で花を咲かせて楽しませてくれます。 キクザキイチゲ…

新年度の始まりは、春の教育講座!

新年度は、子どもも先生も、期待や不安でわくわく、どきどきです。 今年も宮城県教職員組合が主催する、恒例の「春の教育講座」が、4月8日(土)に行われます。県内各地で、楽しい出会いと学びが待っています。 各講座の内容は、下記チラシをご覧ください…

【紹 介】みやぎ弁護士9条の会・企画

反撃能力(敵基地攻撃能力)で日本の平和は守れるか 昨年末の12月16日、岸田内閣は「安全保障3文書」(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)を閣議決定しました。この閣議決定は敵基地攻撃能力の保有による先制攻撃を容認するなど、これま…

思い出すこと1 「スミドーフ」

「おかあさん。タツオニイチャン どうして『シミドーフ』を『スミドーフ』といったの?」 大学生活初めての冬休みを田舎で過ごし、世話になっている叔父宅に戻ったときである。玄関に、叔母と小学1年生のエイコチャンが迎えに出てくれた。「母が、持って行…

季節のたより119 クロモジ

マンサクに続く早春の花 爽やかな木の香り 早春の青葉山の林を歩くと、木々の冬芽が動き出している気配がしました。春を待つ思いは人も草木も同じです。 絹の如く ふくらみ来る 黒文字の 芽の下に丸き 蕾いまだし 土屋文明 歌人の土屋文明は第七歌集「山下水…

『文京の教育』が取り持っていた? いくつもの「縁」

年の瀬も迫った12月27日のお昼ごろだった。所長の達郎さんと学生時代から友人の泉宜宏さんがセンターにやってきた。泉さんは東京での教師人生に区切りつけ、今は山梨県にある都留文科大学で教師をめざす学生さんたちを教えている。 今回、泉さんが宮城に…

『いのち・子どもと教育を考えるつどい』報告

今年は、対面でのつどいに多くの方が参加! 昨年は、コロナ禍だったために会場参加者は15名でしたが、今年は50名を超える参加者で迎えることができました。朝日新聞が事前に、所長の高橋達郎さんの高校生犠牲者調査について報じたことも、多くの関心を呼…

日本教育保健学会 第20回年次大会のご案内

開催間近のお知らせとなりますが、今週末の3月4日(土)・5日(日)と、東北福祉大学ステーションキャンパスを会場に、日本教育保健学会・第20回年次大会が「子どもの声が聞こえる教育保健研究・実践」をテーマに行われます。 当センター研究部の鎌田克…