mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

台原森林公園へ、忠良さん舟越さんに会いに行く

ちょうど去年の今ごろ、台原森林公園のところにある佐藤忠良さんの「緑の風」をdiaryに載せました。そのことを思い出して、今年の「緑の風」をと思い、会いに行ってきました。 写真は、4月14日に撮ったものです。昨年の写真は16日のもの。変わりばえしないじ…

議論はいろいろあるけれど、PTAすごいじゃん!

ゴチャゴチャの書棚をかき回していたら、B6版51ページの手作りの冊子が出てきた。表紙には、「なぜ少年たちは事件をおこしたか」の表題で、「女子高生監禁殺人事件から」の副題。主催「五校PTA講演会」として<山田中・人来田中・人來田小・太白小・上野…

教育講演会のご案内~ 学習権と教育の課題 ~

民主教育をすすめる宮城の会主催で、当研究センターの運営委員もしていただいている宮城大学の山岸利次さんが講演を行います。ぜひご参加ください。 詳細は以下のとおりです。 ////////////////////////// ////////////////////////// /////////////////////…

季節のたより2 カタクリ(その2)

花ひらくまでの試練 カタクリの芽生えのときの、あのきゃしゃな芽は、どうやって雑木林の地面を突きぬけて出てくるのでしょう。その生命力の不思議さに驚くばかりです。 カタクリが芽生えて花が咲くまでも、多くの試練が待ち構えています。風雨にさらされる…

季節のたより2 カタクリ(その1)

花ひらくまで 7~8年 仙台市の青葉山のカタクリの花はそろそろ終わりのようですが、県内の高山ではこれから咲き出すところもあるので山歩きが楽しみです。 里山の雪解けを待ちかねたように芽を出し、急いで花を咲かせ実をむすび、わずか2ヶ月あまりで地上…

吉野弘さんの『争う』から、妄想する

吉野弘さんの詩に「争う」という題で、「静」と「浄」という2つの漢字について語ったものがある。それぞれの漢字の中に「争」が隠れていることに着想を得て、その漢字の持つイメージを鮮やかに一気に押し広げてくれる。「静」については、こんな具合だ。 静…

廃道女子ならぬ元祖・廃道男子? 奥の細道を行く

テレビのチャンネルを回していたら、倒木が横たわり大きな石が座っている荒れ果てた山道を若い女の人が歩いていた。ナレーターは話の中で「ハイドウジョシ」という聞いたことのない言葉を使っていた。どうやら「廃道女子」ということらしい。廃道になった道…

映画『歩いても 歩いても』に寄せて、親子を想う

3月に行われた第41回日本アカデミー賞では、是枝裕和監督の「三度目の殺人」が6部門で最優秀賞に輝きました。今や日本を代表する映画監督の一人です。その是枝さんに来ていただいたのは2008年、今思うととても贅沢なことだったなと思います。映画「誰も…

季節のたより1 オオイヌノフグリ(その2)

寒さの季節を選んで生きる 早春にこぼれるように咲く「オオイヌノフグリ」は、秋に種が芽を出し、冬に向かって生長します。なぜわざわざ寒くなる季節を選んでいるのでしょうか。 寒い季節になると、背丈の大きい植物は枯れてしまうので、それが、「オオイヌ…

季節のたより1 オオイヌノフグリ(その1)

きれいな花が「ふぐり」なわけは? 寒さが和らぎ、あたたかな陽ざしが地面をてらすようになりました。野原を歩くと瑠璃色の花がこぼれるように咲いています。 犬のふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子 この句は「オオイヌノフグリ」の花を詠んだものでしょ…