mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『研究年報 第2号 2022』が完成しました!

特集:GIGAスクール構想とどう向き合うか 昨年春に刊行の『研究年報 創刊号』では、コロナ禍の学校現場の状況と教育・授業についてまとめました。 この一年は、コロナ禍を口実に前倒しされ推進された国策のGIGAスクール構想をテーマに、子どもたちに一人一台…

正さん 高野山から熊野本宮大社へ(その1)

~ 熊野古道 「小辺路」70kmをよれよれ歩く~ ◆きっかけ 2019年3月。残っていた「四国お遍路」香川県を6日ほど歩き、最後の88番札所にたどり着いた。 残るは高野山で納経してもらうのみ。それで一応、四国遍路の上がりとなる。さっそく2020年3月に行こ…

季節のたより98 ラショウモンカズラ

シソ科で最も大きい花 羅生門の鬼伝説が名の由来 野原に緑が広がってきました。植物のなかには、花の名前はわからないけれど、何の仲間かわかりやすいものが、かなりあります。茎が四角形で、葉が向かい合ってついている(対生)なら、たいていシソ科です。…

《 山本由美さん講演会 》開催のお知らせ

民主教育をすすめる宮城の会が、ゴールデンウイーク初日の4月29日(金・祝)に総会と記念講演を行います。 今回の記念講演は、教育行政学、教育制度を専門としている和光大学の山本由美さんにおいでいただきます。学力テスト体制のもとでの教育課程の押し…

プーチンのウクライナ侵略と日本、そして教育は何をすべきか

いつ収束するか未だにわからないコロナ禍。収束どころかウイルスの方はどんどん進化している。ウイルスは変化しているのに、最初のウイルスのために作ったワクチンを接種することへの疑問もわき上がる。そのような鬱積した毎日に、さらに拍車をかけるかのよ…

松下竜一さんに出会って ~ オレは幸せ者5 ~

手元にある『豆腐屋の四季―ある青春の記録』(松下竜一著)は文庫本なので、私が読んだのは1983年ということになるのだろうか、もっと前に読んだように思っていたが。著者年譜によると、31歳の1968年に自費出版、翌年講談社より公刊とあるので、私…

季節のたより97 フデリンドウ

春咲きのリンドウ 雨粒を利用し種子を散布 春の日ざしが地面を照らして、草木の種子たちの芽吹きが始まりました。その芽吹き前に、陽の光を浴びて空を仰ぐように咲き出している花がありました。 リンドウの花に似た小さな花です。リンドウといえば秋のイメー…

『偶然と想像』と、何度でも

『偶然と想像』第3話のタイトルは、「もう一度」。 夏子(占部房子)は、高校時代の友人に会うことを期待しながら仙台で行われる高校の同窓会に参加する。しかし思いは叶わず、翌日がっかりして帰京へと向かう仙台駅のエスカレーターで、あや(河井青葉)と…

前川喜平氏、三たびあらわる!

前川喜平氏、夜間中学を語る 日 時:4月16日(土)午後2:30~4:30 ところ:仙台市シルバーセンター7F 第1研修室 参加費:500円 【参加申し込み先】 ※ 以下までご連絡下さい。 e-mail:m.yachuken.@gmail.com 080-6053-8618(佐…

未知なる存在としての子ども ~ オレは幸せ者4 ~

私は初任校の3年後中学校に転勤、そこで8年間過ごし、その後は退職まで小学校で過ごした。中学校で同僚に恵まれたことについて前にふれたが、生徒にもたいへん恵まれた。彼らとの付き合いから、彼らに内在するさまざまな力に驚かされることが多く、彼らと…