mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

はて? みんなのNHKになるために・・・

 春さんが紹介した『戦争語彙集』、本棚の上に積読状態になって眠ている。しばらく前に、それこそ春さんから話を聞いて、読んでみようと買ったのに。他の読んでない本を読んでいるうち、そのままに。

 「語彙集」という言葉から「辞書編集」という言葉が浮かんで、思い出したのが先日終わったNHKBSでやっていたドラマ『舟を編む』。映画の『舟を編む』を見た後だったか前だったか忘れたけれど、三浦しをんさんの原作本も読んだ。原作本もいいけど映画もいい、さらに今回のドラマもよかった。どれから見ても読んでもいい、そんな感想を持った。

 そんないいドラマだっただけに、NHKの朝ドラ『虎に翼』にかこつけると、NHKの番組編成に「はて?」なことが・・・。
 今では、BSもみられるようになったけど、しばらく前までは地デジしか見られなかった。その時分から「はて?」だったのが、地デジで何でBSの番組を宣伝するのだろう?ということ。BSを見られる方々にとっては何の違和感もないだろうし、とてもありがたいことかもしれないが、地デジしか見られない身からすると、何でBSの宣伝をするんだよ???と思ってしまう。とてもいい番組だ、おもしろい番組だと宣伝されても、おいらは見られません!というのに。受信料返せ!なんて、ちょっと言いたくなったりしたもんだ。そんな私も、一応いまでは見られるようになって、個人的な不満は解消したけれど・・・。いい番組なら、みんなが見られる地デジで放送したらいいじゃないという思いは、依然としてモヤモヤしたまま残留した。

 そしたら今度はBS4Kが登場し、それに伴ってBS1とBSプレミアムが統合?された。これまで楽しく見ていたBS1のドキュメンタリー番組は減った。さらに今回の『舟を編む』では、再放送はBS4Kでしか見られないときた。以前のBSプレミアムなら、あの時間枠のドラマは必ず次の週に再放送をしていたのに。なんとアコギなNHK!。NHKからすれば視聴者をBSから、さらに4Kへという誘い水としての番組編成なのだろうけど。BSにしろ4Kにしろチューナーやアンテナ、4K対応テレビなどなど、それなりに設備を整えないと見られない。そうを考えるとNHKの番組編成は、やはり誰でもが見られる地デジの総合をメインにしてほしい。
 そして、ぜひともBSで『舟を編む』の再放送を、さらにみんなが見られる地デジの総合で『舟を編む』の放送をしてほしいと願っている。それでこそ「みんなのNHK」になるのではないか・・・。NHKに文句を言っているのではありませんからね、応援しているんですよ。よろしく!NHKさん

 春さんの「戦争語彙集」に関わって書こうと思っていたのに、前置きが長くなって本題になってしまいました。では、また(キヨ)