mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

どんな授業になるんだろう? 高校生公開授業

 今週末18日(土)に予定している高橋源一郎さんの高校生公開授業が迫ってきました。

  

 授業のタイトルは『ぼくらの学校なんだぜ!』です。当初、センター所長の達郎さんは、源一郎さんの著作タイトルにもある『ぼくらの民主主義なんだぜ』でどうだろうと打診しましたが、ご本人から『ぼくらの学校なんだぜ!』で行きましょうとの返事を受けました。その後、源一郎さんとは、お忙しいために連絡がつかず、どんな授業の内容になるのか? どんな事前準備が必要なのか? たいへん心配しましたが、ようやく先週連絡がついて、ちょっと安心しました。

 それにしても、どんな授業になるか。前から気になっているのは、「ぼくらの学校」と銘打った、その「ぼくらの」の意味合い、力点の置き所です。タイトルからみると、集まった高校生たちと理想の学校について話し合うのかなとか、そうではなくて高校生たちが現にかよっている学校について、うちの学校は・・・なのかな?とか。はたまたタイトルは授業の中身ではなくて、今回の高校生公開授業そのものを「ぼくらの学校」にしちゃおうぜ!ということなのか。そんなふうに考えているうちに、「ぼくらの」の「ぼくら」には、源一郎さんも含まれているのかいないのか・・・などなど。どんな授業になるのか、わかるようでわからないだけに、いろいろ想像してわくわくしたり心配してみたり。

 主催なのに、どんな授業かわからなくてどうする!と言われそうですが、そもそも授業は、どんなにシラバス(授業計画)でたいそうなことを書こうと、どんなに完璧に準備しようと、なかなかその通りにはいくものではありません。なにかの商品のように、これはこういう機能があって、こういう効果がありますなどとは言えないのです。先生と生徒の出会いのなかでしか生まれない魔訶不思議なものが授業です。

 開催が目の前に迫ってきました。もうこの場に及んでは心配しても何も始まりません。今は、公開授業が実り多きものにと当日の準備に励んでいます。(キヨ)

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