mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

復活『高校生公開授業』、参加高校生 大募集!

  今回は、高橋源一郎さん
「ぼくらの学校なんだぜ!」で授業!

 思い起こせば2020年の1月25日、京都大学の総長だった山極壽一さんに授業をしていただいて以来、コロナの感染拡大によって高校生公開授業は無期延期状態となっていました。それからあっという間に、4年近くの年月が経とうとしています。未だコロナの感染は終息とはいきませんが、十分注意しながら改めて高校生公開授業を行うことにしました。

       

 今回の授業者は、高橋源一郎さんです。高橋源一郎さんは、作家で多くの文学賞を受賞するとともに、文芸評論家でもあります。また大学では学生たちに文学を教え、NHKの人気ラジオ番組「高橋源一郎飛ぶ教室」のパーソナリティーを務め、新聞では「人生相談」の回答者を、はたまた競馬好きでも知られるという多彩な才能にあふれた方です。

 そんな高橋源一郎さんに白羽の矢を立て、いざ本人に連絡をとろうと、著書を出している出版社に問い合わせたところ、どの出版社の方々も異口同音に「高橋さんは忙しいから、無理だと思いますよ」との返事。それを承知しつつも、それでも一歩も引かず諦めず、しぶとくお願いをしたところ、なんと!!快諾をいただきました。どうして快諾して下さったのかはわかりませんが、私たちの今年の夏のような、熱い熱い思いが届いたのでしょう? そのあたりは、後ほどご本人に聞くことにして、事務局メンバー含め、みんなびっくり仰天、大喜びでした。

 ご本人からいただいた授業のタイトルは「ぼくらの学校なんだぜ!」 どんな授業になるかわかりませんが、今から楽しみです。
 どんな授業か中身がわからないのに楽しみというのは、少々無責任に聞こえるかもしれません。でも授業というのは、本来その場を共有する生徒と先生が織りなすセッションのようなものではないでしょうか。もちろん高橋源一郎さんには、こんな授業ができたらいいなあという構想はあるのかもしれませんが。まずは、高校生と高橋源一郎さんの間で生み出される授業そのものを、わくわく楽しみにしていいのではないでしょうか。
 それから、これは推測ですが、「ぼくらの学校なんだぜ!」というタイトルを付けた張本人(高橋源一郎さん)にとっての「学校」は、必ずしも相性がよいところではなかったかもしれません(相性がよかったらすみません)。というのも、あるインタビューのなかで、本人曰く「僕は大学を卒業していないし、学生時代はろくに授業にも出ていなかった。」と語っていますから。そんな源一郎さんが、今まさに「学校」という場にいる高校生たちと「ぼくらの学校」について語ろうというのですから、きっと私たちが思うような普通の学校とは、一味も二味も異なる「ぼくらの学校」になるのかしれないと思ったりして、楽しみにしています。

 しかし、現実は、こうして喜んでばかりはいられないのです。高校生公開授業ですから、高校生が参加してくれなければ、ことは何も始まらないのです。ぜひ高校生のみなさん、どしどし参加申し込みください。よろしくお願いします。
 それから高校の先生はもちろん教育関係者のみなさん、保護者のみなさん、さらには一般市民のみなさんも、ぜひ高校生たちに参加のお声がけをいただきますよう、協力のほどよろしくお願いします。みなさんの参観も大歓迎です。

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2023 高橋源一郎さん 高校生公開授業

    テーマ:ぼくたちの学校なんだぜ!

    日 時:11月18日(土) 13:30~16:30
 会 場:東京エレクトロンホール宮城  (会場の詳細はこちら)
     601大会議室
 

 受講高校生を大募集!
    募集定員:40名(先着順) 
参加費は無料 
   参加申し込みは、下記【申し込みフォーム】から

                 【申し込みフォーム】


※ なお教職員や保護者、一般のみなさんも、周りから授業を参観いただくことができます。ただし会場の収容人数に制限がありますので、高校生同様にお申し込みください。お手数をかけますが、よろしくお願いいたします。