mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

【高校生公開授業】今回は歴史教育の第一人者・加藤公明さんが授業をします!

 受講高校生を大募集! みなさんご参加ください

 みなさん、お待たせしました。今度の高校生公開授業は、歴史それも日本史に切り込みます。今回授業をしてくださるのは、加藤公明さんです。

 加藤さんは、千葉県の高等学校で生徒たちと「考える日本史授業」に取り組み、テレビなどでもその授業は大きく取り上げられ、全国的にも話題となりました。またその授業実践は高い評価を得ています。現在は、国士舘大学客員教授として、また法政大学、武蔵大学筑波大学で非常勤講師などもされています。

 ところで、みなさんは歴史の授業というとどんな授業を思い出しますか。多くの人は講義形式で、先生が教科書や資料集を説明し、その話を聴きながら重要なところにアンダーラインやマーカーを引いたりノートをとったり、そんな授業ではないですか。私もそんな授業を受けてきました。

 加藤さんの「考える日本史授業」は、そんな歴史授業のあり方に疑問を感じ、生徒が「えっ、ほんと?」「なんで? どうして?」と問いを発し、主体的に考え、ときには自ら行動して調査する。そうやって生徒自らが歴史認識や歴史像を深めるような授業をしてきました。

 余談になりますが、実は加藤さんは、高校時代の私の恩師です。恩師と言っても担任ではありませんでした。高3の日本史担当でした。理系クラスだったので、大学受験にあまり関係ないこともあって、まじめな生徒たちというわけではなかったように思います(内職しているヤツもいるしね)。でも受験にあまり関係ないということは、加藤先生にとってみると、 授業でいろいろ試みるにはもってこいのクラスだったかもしれません。そんな加藤先生の試みの罠にまんまとのせられて、千葉の加曽利貝塚から出土する犬の骨はどうして完全遺体なのかとか、「ナウマン象は泳ぐ」とか、「平将門信仰を追え」とか、かなり好き勝手な授業を私たち相手にしていたんじゃないかなあ。そして理系クラスの私たちも、そのような授業を楽しんでいたように思います。ときには加藤先生に逆襲したことも・・・。

 だから日本史、歴史大好きという高校生はもちろん、苦手という高校生のみなさんも大丈夫、きっと楽しい授業になるはずです。ぜひご参加下さい。
 そして加藤先生、俺たちの時のように、楽しい授業をよろしくお願いしま~す。
                                ( キヨ )

 ※ 受講生以外の保護者、教職員、一般の方は、周りから授業を参観いただけます。(申し込み不要です)

2018 加藤公明さん 高校生公開授業

 テーマ:歴史探究~なぜ?を問うおもしろさ~

 日 時:2月10日(土) 13:30~16:30
 会 場:フォレスト仙台 2Fホール (会場の詳細はこちら)
 募集定員:30名(先着順) 参加費は無料

  またとない企画です。申し込みは、以下の「参加申し込みフォーム」からできます。よろしくお願いします。

    高校生公開授業 参加申し込みフォーム

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