mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

ちょっと早めの Xmasの贈り物? はたまた正月のお年玉?

2019年度高校生公開授業  講師は、
 山極寿一さん京都大学総長)に決まりました!

 みやぎ教育文化研究センターでは、2006年から宮城県内の高校生を公募しての公開授業を開催してきました。これまでの講師陣は、小森陽一さん(東大教授)・林光さん(作曲家)・アーサー・ビナードさん(詩人)・仲本正夫さん(湘南学園長)・三上満さん(宮沢賢治研究家)・金平茂紀さん(報道キャスター)、樋口陽一さん(憲法学者)、中村桂子さん(生命誌学)、そして昨年は加藤公明さん(日本史研究者)においでいただきました。

 今年度、企画10人目の講師は、霊長類学・人類学者で、とりわけゴリラ研究の分野では世界的権威である山極寿一さん(京大総長)に引き受けていただくことができました。大学の仕事のみならず、日本学術会議会長などの激務を縫っての来仙です。
 ゴリラの行動や生態の野外調査研究の蓄積を通し、初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っています。

 山極さんは、毎日新聞元旦号で『今は、安心が消え、不安が極大化した時代』と述べています。主な著書の中でも『家族進化論』や『暴力はどこからきたか』など、人間社会の抱えている今日的問題の考察や、人間の目にはなぜ白目があるのかなど、興味深い話がいっぱい。
今回のテーマは、『サル化する人間社会 ~ゴリラから学ぶこと~』となりました。

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2019 山極寿一さん 高校生公開授業

  テーマ:サル化する人間社会~ゴリラから学ぶこと~

 日 時:1月25日(土) 13:30~16:30
 会 場:東北大学文科系総合研究棟 206教室 (会場の詳細はこちら)

 募集定員:40名(先着順) 参加費は無料

 ※ 受講生以外の保護者、教職員、一般の方は、周りから授業を参観いただけます。(申し込みは不要)

 学びの場は学校だけではありません。興味・関心のアンテナをジャングルの世界に広げてみませんか。そしてゴリラから人類へのメッセージを、みなさんの若い感性と知性で受けとめてみませんか。参加をお待ちしています。

  受講する高校生(定員40名)を 大募集 します!
      申し込みは、こちら から

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