夏の厳しい暑さも一段落、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。とはいえまだこれからも昼間は暑い日があったりするでしょうか。夏の暑さによる疲れが出てくる頃かもしれませんね。体調には気をつけましょう。
秋は、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、学習の秋!です。なにをするにもよい時期です。夏に引き続いて「秋のこくご講座」を開催します。ぜひ、ご参加ください。お待ちしてます。
秋のこくご講座 2019
日 時:10月12日(水)13:00~16:00
ところ:フォレスト仙台 4F会議室
(参加費は、無料)
◇第1部 全体会 子どもと授業を考える(13:10~14:30)
Part1(13:10~13:20)
考えてみたいこと ~文学作品が消えていく~
春日辰夫さん(前センター所長)
Part2(13:30~14:30)
「ヒロシマのうた」の授業を通して
小学校6年間のまとめ教材とも言える「ヒロシマのうた」を取り上げ、その授業の中での子どもたちの様子や、この作品の魅力や難しさなどを話題提供してもらい、参加者と一緒に授業づくりを考えます。
また今回は、教育関係者だけでなく文学者・文学関係者のあいだでも大きな話題となっている高校国語教育から「文学作品」が消えることについても取り上げます。このことは高校に限ったことではありません。すでに小学校教材の扱い方などについても同様のことが起きているように思います。短い時間ですが、国語教育のなかで文学作品を学ぶことの意義とともに、消えていくことで国語教育はどのように変わって行くのか、そのことを考えていくきっかけとなる話をしてもらいます。
◇第2部 分散会 教材のポイントを考える(14:40~16:00)
【下学年部】『サーカスのライオン』(3年生)
【上学年部】『注文の多い料理店』(5年生)
それぞれのグループに分かれて、読みの授業を進めるうえで欠かせないポイントや作品の魅力、そして物語のおもしろさなどをみんなで出し合い、考え合います。