mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

日本教育法学会 第48回定期総会が東北学院大学で開催!

 当研究センター運営委員の山岸さん(宮城大学)から、日本教育法学会第48回定期総会の案内をいただきました。

 東北学院大学・土樋キャンパスを会場に、6月2日(土)・3日(日)開催されます。全国の教育法学の研究者が集まります。

 プログラムを見ると、2日(土)には「主権者教育の原理的考察ー 新自由主義と政治教育ー「ホモ・エコノミクス」と「ホモ・ポリティックス」の関係をめぐって」(佐貫浩さん)、「高校生の政治活動の自由と学校の政治的中立性」(淡路智典さん)「道徳の教科化とキリスト教系私立学校のその後-「苦悩」の行方は?-」(中村英さん)、「いじめ防止対策推進法体制の批判的検討」(前島康男さん)、「大川小学校津波被災訴訟控訴審判決(仙台高裁)の検討」(三上昭彦さん)など、まさに今の教育課題に関わる主権者教育や道徳の教科化をめぐる研究発表、いじめや大川小裁判など仙台や宮城に直接かかわる課題についての研究発表などが行われます。

 また3日(日)は、「教育の無償化と教育法」、「家庭教育と国家」などの分科会、午後からは、山岸さんも報告をされる公開シンポジウム「いじめ・体罰・スポーツ部活」が行われます。このシンポジウムには、山岸さんのほかに宮城教育大学の神谷拓さんも部活動について報告します。

 これだけの内容ですが、うれしい事になんと参加費は1,000円。興味関心のある方は、一般の方も参加できます。

  当日の詳しいプログラムの内容等は、こちら をご覧ください。
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 なお、前日の6月1日(金)18時~20時/ 東北学院大学  土樋キャンパス・ホーイ記念館で、プレ・シンポジウム「東日本大震災 被災地の教育」も行われます。
 震災以降今日に至るまでの学校や子どもたちの様子について、また、この間「復興教育」の名の下に教育行政がいかなる政策を展開したのかについて報告の予定です。参加費は無料です。事前の申し込みは必要ありません。一般の方も参加できますので、ぜひおいで下さい。
  なお プレ・シンポジウムの問い合わせは、022-377-8248(山岸)まで