mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

1年間の取り組みが、『研究年報 創刊号』として結実!

 コロナ禍のこの1年は、思うように活動ができない歯がゆい1年でしたが、決して手をこまねいていただけではありません。

 突然のコロナによる一斉休校、そして約2か月遅れでの学校再開。この事態に研究センターとして「何ができるか、何をすべきか」を議論し、まずは学校の教職員・県民の声を聴こうと「アンケート調査」を開始、2度にわたるアンケート調査を行いました。調査結果は、その都度報告してきましたが、これらの活動を中心的に担ったのは、数見代表を先頭に、この調査のなかで立ち上げた「研究部」のみなさんでした。

 また調査活動を通じて見えてきたのは、ややもすると子どもたちが「管理」と「しつけ」の対象になっている姿でした。それはまた私たちに教育の課題として、「コロナと主体的に向き合う子どもを育む」ことの重要性を示唆するものでもありました。今年に入ってからはその授業プランづくりと、鳴瀬桜華小の先生たちの力を借りながら授業実践にも取り組んできました。

 これらの取り組みを、今回『研究年報 創刊号』としてまとめ発行することにしました。さまざまな形で参加・協力いただいたみなさんに感謝いたします。
 研究年報には、調査活動の最終的な報告とそれらをもとにした論稿。コロナと向き合う授業実践プランと授業記録、さらには「つうしん」でお伝えしてきた主要な論稿なども改めて掲載しました。

 日々子どもたちと向き合い授業づくりに取り組んでいる先生方はもちろん、多くのみなさんに読んでいただき活用いただければと思っています。
 ご希望の方は、【こちら】 から研究センターまでご連絡ください。        

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