mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

センターに寄せられた「読者の声」

 つうしん会員の皆さんのもとには、最新号の103号が届いたでしょうか。
 前号(102号)より、皆さんからの感想や意見、近況、日ごろ思っていることなどをお寄せいただきたいと返信用はがきをお送りしています。センターと皆さん、そして会員同士の交流をより一層つくっていきたいと思います。

 お寄せいただいたものを最新号の103号に載せましたが、すべてを掲載することはページ数の関係などでできませんでした。申し訳ありません。
 つうしんに掲載することのできなかったものを中心に、ここで紹介したいと思います。前号(102号)は、「3・11から10年」という内容のため、そのことに関わっての感想や思い、近況が多く寄せられました。ありがとうございました。

 ※ 最新号の「つうしん103号」にも返信ハガキが入ってます。みなさんの声を
  お聞かせください

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★3.11震災から10年目ですが、原発について報道番組で久しぶりに取り上げていました。今後も続く課題で、考えていかなければならないと思います。原発のゴミの課題は、まだ解決策を見つけられないままです。原発を再稼働させることは間違っていると思います。将来の子孫に借金を背負わせることになります。原発政策の転換を熱望してます。今後とも原発関係の報道・本・資料を注意深く見ていきたいです。(小出信也さん)

★3.11特集がコロナ禍の中で取り組まれたことに世紀末を感じます。この資本主義の社会が行き着いた「新自由主義」の政治形態の中で、あらゆる面で人々が苦難に直面している感じです。私たちは、自然環境としては海洋プレートの境界に位置する火山列島の上に生き、経済政治的には大国の植民地的な立場にあります。この日本という島国に生きる私たちが、この時代をどう生きていくのか、試されている気がします。(田村蒸治さん)

★3.11後の防災学習のあり方について歴教協石巻支部でも話題になっています。その点でも数見先生の提言は、具体的で分かりやすく学習計画立案にも役立ちそうです。
 加藤先生の「はしりもの・かわりだね」のすすめは、私の現職の頃から科教協の方々の実践があったと記憶しています。過去のことの紹介もほしかったです。
                             (齋藤俊子さん)

放射能に汚染された稲わらの焼却が行われている状況は?と思うのですが、行政は止めよう・・・としません。また再生エネルギーの対策を進めようとすると大型の風力施設を導入する・・・、環境などを考慮しない方策が取られようとしています。コロナ禍に乗じて、権力(国・県)は、強いゴリ押しで・・・解決しようとしています・・・。何かとストレスが充満してしまう毎日の生活になっています。
                             (高橋利昭さん)

★太田先生の「災厄時代の十年に想う」、数見先生の「提言」を身につまされる思いで読みました。「地球自然と人間の生活とのつながりを考え、そこから全体性崩壊に立ち向かう行動力を育てること」「問題を自らの生命と生き方に結びつける」我が身に、生活に結びつける。「地域に根ざす学校」でなければと思います。
 どうすべきか、その後の表題の通りです。「目の前の子どもからスタート」。「皆で語り、一緒に進む」そこから地道に子供たちと共に、地域社会と協働で創り上げなければと思います。
 読者・同人との対話を求めようとする葉書、いろんな実践例を吸収し更に深め発展するきっかけになると思います。更なる学びの場となります。
                             (大沼俊幸さん)

★10年前に教師を辞めてから、それまでに読んでいなかった本を改めて読み直しています。不思議なことですが、これまでよく分からなかった同じ文章が、何となく理解できる、読めるようになってきました。太田先生の哲学単行本もそのように読み直しました。(岡崎正治さん)