発心の道場 ~お遍路とは何か、徳島を歩いてみる~
【5日目】6月13日(火) ~ 義経ゆかりの古道を歩く ~
宿発 8:00 ⇒ JRみなみ小松島 8:42 ⇒(4km)18 恩山寺 9:35⇒(4.7km)19 立江寺 11:15 ⇒(0.5km)JR立江 ⇒ JRあらた野 ⇒(2.1km)22 平等寺 13:20 ⇒(2.1km)JRあらた野 ⇒ JR徳島 ⇒ JR板野 ⇒ 宿着 16:30
18番恩山寺の大師堂
恩山寺から立江寺に繋がる遍路道に入ると、草ぼうぼうでどこが道なのかよく分からない。よほど人が入っていないからだろう。真夏のような暑さで、一気に汗が噴き出す。こんな道がずっと続くのかと思っていたら、急に竹林になった。義経もここを歩いたとのことだが、すぐには想像できなかった。でも、いわゆる “ 古道 ” を歩くのはどこか楽しいと感じた。
立江駅に向かう 空が広いなあ
何回か電車を利用して感じたのは、“ お遍路さんの格好 ” で乗っていても全然目立たないことだった。生活の中にそういう風景が当たり前のようにあるからなのか。話しかけられることもあり、よそ者という扱いでないことがうれしくもあった。
22番 平等寺 本堂から山門を見下ろす
あらた野駅だったと思うが、バックパッカーの外人さんがいたので少し会話してみた。お遍路のことを “ グレイト・オリエンテーション in 四国 ” と言ってみたら,笑っていたので通じたかどうか不明だった。でも、嫌な顔ではなかったな。彼らはスマホを使って情報を瞬時につかむので、誰かを頼ることなく目的のお寺に行けるようだった。私の方が情報不足で、しょっちゅう地元の人に道を尋ねてばかりだった。
さて、今回のお遍路は下見がてらにちょっと行ってみるか、という程度できたのだが、ご主人のアドバイスと所々電車を利用することで全部回れるめどが付いた。いよいよ明日で徳島制覇ができる。膝が痛いので徳島の薬局で湿布を仕入れ、ここ数日貼って寝ている。それ以外の体調はまあまあである。がんばろう。