mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

正さんのお遍路紀行(四国・香川編)その2

涅槃の道場 ~6日間で香川を歩き、結願をめざす~

【2日目】3月16日(月) ~善通寺市を歩く~ ( 寒い8℃)

宿発 8:15 ⇒(3.5km)⇒ 72曼荼羅寺 9:15 ⇒(0.6km)⇒ 73出釈迦寺 9:50 ⇒(2.8km)⇒ 74甲山寺 10:40 ⇒(1.5km)⇒ 75善通寺 11:40 ⇒(3.8km)
⇒ 76金倉寺 13:15 ⇒ 宿着 15:40

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  道標(左:弥谷寺、右:曼荼羅寺)    曼荼羅寺への道1

 弥谷寺から次の曼荼羅寺への遍路道は、山道ではあるが下りなので楽しんで歩いた。竹林が多く,なかなか風情があると感じていたら、風にあおられた竹同士がぶつかり合ってぎしぎし鳴っている。だんだん不気味になった。こんなとこは夜など歩けないな。

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       曼荼羅寺への道2

 右側に大きな池があった。さらに行くともっと大きな池があった。地図を見ると池が点在している。愛媛では見かけなかった光景だと思い調べてみると,愛媛にも池がいっぱいあった。もちろん人工的に作ったもののようだ。水不足に備えてきた四国の歴史が少し見えたように思う。

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 73出釈迦寺山門から瀬戸内海が見えた      75善通寺五重の塔

 善通寺の入り口に近づいたとき,道路の右にも左にも大きなお寺があるので,どっちなのか迷ってしまった。五重の塔が見えたので,とりあえずそっちに行ってみた。正解。本堂という標示があった。お参りの所作を終え,大師堂を探すも見当たらず。矢印をたどっていくと何と大師堂はさっきの道の反対側。規模の大きさにびっくり。お寺の周りには門前町が広がっていることからも、とんでもなくでかいんだと思った。

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     石パンを買ってみた

 時間に余裕があったので少し休憩しようと門前町に出たら,賑わってる店があったので行ってみた。善通寺名物のカタパンを売る店だった。軍用食糧として考案されたもので驚くほどの堅さが人気のようだ。すでに売り切れていたので,もっと固そうな「石パン」を購入。1個食べてみたが歯が立たない。まさに石ころ。しばらく口に含んでようやくガリっと噛むことができた。うまい!でも歯の悪い方はやめといた方がいいようだ。

《うどん一口メモ》
 この2日間で「うどん」と名の付く店を何軒見たことか。宿に4時前に着いたので、何としてもうどんを食せねばと,有名うどん店に向かうと「休み」とのこと。あきらめかけたが、もう一軒確実にやっている店にせっせと歩いていった。ところが、そこは「閉店」となっていた。さっき宿に向かうときにはお客さんがいっぱい入っていたのに、どういうこと?まだ5時よ。それは本場では朝早くに店を開いてお昼過ぎには終わるところが多いということを後で知った。そういうわけで、ほぼ1時間かけて歩き回ったのに「さぬきうどん」にはありつけなかった。疲れ倍増。超最悪。(つづく)