mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

正さんのお遍路紀行(四国・高知編)その2

【2日目】10月8日(日)29℃   ~「まっ縦」と田園の札所を歩く ~

宿(奈半利町)8:55 車 ⇒ 唐浜駅に駐車 9:10 ⇒(3.6km)27 神峯寺 9:00 ⇒(3.6km)唐浜駅 車 ⇒ のいち駅に駐車 ⇒(2.3km)28 大日寺 12:40 ⇒(9.2km)29 国分寺 15:40 ⇒(2.5km)後免駅 16:50 電車 ⇒ のいち駅 18:00 車 ⇒ 宿(奈半利) 18:50

 f:id:mkbkc:20200906123950p:plain
                       神峯寺への迂回路

《「まっ縦」は選ばず》
 神峯寺に向かってほぼまっすぐに登っていくのが「まっ縦」と呼ばれる遍路道。標高差200mの急勾配を登る遍路泣かせの場所だ。こういう道を歩きたくて、おいらはやって来たのだ。そのまっ縦入り口に立ったとき、嫌なものがあった。「まむしに注意!」の看板だ。山歩きが好きなくせに、この蛇だけはどうしても克服できない。滅多に出会うことはないと分かっていても、今日みたいに蒸し暑くて、じめじめした暗がりでは足が進まない。やむなく大回りとなる迂回路をえっちらえっちらと登った。実は、その後の愛媛と香川を3月に決めた理由の一つがまむしちゃんなのであります。

f:id:mkbkc:20200906124245p:plain
      樹木で見えない神峯寺

f:id:mkbkc:20200906124357p:plain
         国分寺に向かうたんぼ道

 f:id:mkbkc:20200906124502p:plain
              へんろ小屋で休憩

 あと1時間ほどで国分寺という地点に休憩所があった。自分で立てた目標と実際の歩きが図れないので、ほとんど休むことなく歩き続けている次第だが、日はまだ高く、休んでも十分だと思った。いくつか見てきたへんろ小屋の中でも、かなりしっかりと作られていた。ありがたく一服させてもらった。

f:id:mkbkc:20200906124852p:plain
            29番 国分寺

 全てのお寺を写真に撮っている訳でもなく、何か引っかかるものがあったときにしか撮っていない。この国分寺は、たたずまいが質素な感じがしてとてもいいと思った。夕方が近いこともあって、落ち着いた空気が流れていたな。さあ、後免駅まで30分ほど歩いて行こうか。

《体重が危ない?》
 徳島の反省で,車があれば何かといいのではないかと考えたが、宿に車を置いておく以上、どうしてもそこに戻らなければならない。せっかく高知市の近くまで来ても、奈半利に逆戻りだ。これから、どう使ったらいいものか風呂に入りながら考えた。やっぱり余計なお荷物だったかなと後悔。そして、どれどれと体重計に乗ってびっくり!ぎょ!48kgしかない。確かに連日汗まみれになって歩いたが、これは完全に病気の領域。まずいぞこれは。お昼は、都合よく食事処など期待できないので、朝にコンビニで仕入れ、歩きながら食べるといった感じだった。結果、あまり量を食べられない。明日からは、車のことより、食べることを優先させねば。