mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

日記

1月8日

2015年1月8日 日本のラグビーはこれまでになく強くなっている。オーストラリアから招聘したコーチの力が大きいという。そのコーチがテレビで話しているのを耳にした。「日本の選手は、決まったことには熱心によく取り組む。ほしいのは自主性だ。」という…

2015年1月3日

2015年1月3日 新年おめでとうございます。今年も研究センターのご支援をよろしくお願いいたします。 1日から明日まではとくに仕事を急いで考えることがないのを幸いに、書棚の本を何と決めることなく引っ張り出してめくることを繰り返している(「読んで…

12月26日

2014年12月26日 最近、「天人―深代惇郎と新聞の時代」を読んだ。読み終えて清々しい気持ちになった。深代惇郎の書く天声人語が大好きだったので「天人」を読んだのだが、その後に、書棚の奥から「深代惇郎の天声人語」を引っ張り出してポツポツと読み返…

12月24日

2014年12月24日 21日、河北新報朝刊1面に、「中国に『親近感ない』83% 内閣府世論調査 韓国は66%、過去最悪」の4段抜きの見出しでの記事が載った(他紙でも扱ったらしい、全紙かどうかはわからないが)。 記事を目にした私は瞬間(いや~な)…

12月22日

2014年12月22日 翌日にでも報告すべきであったのが、すっかり遅れてしまった。先月の30日だったのだから、もう3週間も経っている。「センター設立20周年記念のつどい」。 東京からAさん、我孫子からTさんもかけつけてくれた。参加者の話が次々とつ…

12月17日

2014年12月17日 昨日、小牛田農林高校に行ってきた。「国語・英語協同授業」を観せていただくためだった。私は2回目だ。 教材は「100万回生きたねこ」。その最後の場面の授業。 いただいた参観者のための授業の案内プリントには、国語のTさんと英語…

12月8日

2014年12月8日 今日は12月8日、1941年のこの日を何と書いてあるか、岩波「近代日本総合年表 第2版」の政治の欄を見てみた。 日本時間午前2時、日本軍、マレー半島に上陸開始、3時、ハワイ真珠湾空襲開始、米戦艦主力に撃破、4時過、野村・来栖両大使、…

12月5日

2014年12月5日 あのような人(教師)になりたいと生きる目標のひとりにしてきたKさんが先月末に亡くなったと知らせを受け、いっとき体から力が抜けるようだった。 中学教師だったKさんを知ったときは、私はすでに中学から小学校に異動し、小学生との生…

11月26日

2014年11月26日 3連休の中日、「2014日本のうたごえ祭典in みやぎ」に行った。日頃世話になっているたくさんの仲間が創り・出演するというのに行かないてはない。しかも、チケットを預かっても自分の周りの人もすべて売り子。オレなんかよりみんな…

11月19日

センター設立20周年記念のつどいをこの30日にもつことにした。実際は21年目になる。いろいろな都合で延びてしまった。 センターは現在、法人「教育会館」の公益事業部門に位置づいているが、17年間は宮教協の応援を得ながら、会費で運営しつづけてきた。 振り…

11月12日

「みやぎ教育のつどい」が終わった。今年は2日目の「能力・発達と教育」分科会だけに参加した。 この分科会には毎年参加しているのだが、人の出入りが他の分科会よりもなぜか激しい。報告した人はいつのまにか姿を消す。と思うと、新しい人が姿を見せ報告をす…

11月7日

2014年11月7日 義務としての日記であろうと、あまりに間が空き過ぎることを気にしていながら、自分としては予期せぬバクダンを打ちこまれ、その処置でオロオロし、またまたずいぶん間をおいてしまった。 バクダンを受けながらも、しばらく前から読んでい…

10月31日

2014年10月31日 Kさんたちが、この頃の動きに危機感をもって、「人間の条件」の上映に取り組んでいる。その3回目、最終回にあたる五部六部を昨日観に行った。 小説で読んだものの映画は自分では観ないようにしているのだが、Kさんたちのがんばりにエ…

10月26日

2014年10月26日 「若い教師の学びの会」の月例会をもっている。参加者は少ないが私はおもしろいので毎回楽しみにしている。その中で、10分程度、私が話す時間をもらっている。時間は短くても、せっかく、夜、疲れているであろうに足を運んでくる若い…

10月20日

2014年10月20日 いくつかの事情が重なり、9月末発行予定の「つうしん76号」がやっと完成になる。(これが入れば少しでもよくなるように思うが)という思いと定期発行日を守るとがぶつかり合い悩んだが思い切って前者をとることにした。しかし、この…

10月15日

ソローの「森を読む」は、「はじめに」をポール・ナバンが書いている。その最初の一文はこうだ。 どんな人生にも、それを軌道にのせる特定の時期、あるいは特定の人物というものが存在する。 つまり、ナバンにとってのソローが、この文の「特定の人物」にな…

10月8日

2014年10月8日 実践書「宮城の地域教材を生かした社会科の授業」が発刊されてから1ヶ月半になる。「申し込みはセンターでも受け付けます」としているが、それほどの動きはないので、手にしてくれている人の数が気になる。 この実践書の編集委員は精力的…

10月5日

2014年10月5日 昨日、田舎の親戚の葬儀に行ってきた。県内でありながら車をもたない私にとっては東京に行くよりはるかに不便だ。10時からの式に家を出たのが6時半。仙台駅から電車に乗り、降りてからはタクシー料金5000円分乗って、15分前、や…

9月30日

2014年9月30日 前日の被災地フィールドワークを入れて3日間の日本臨床教育学会研究大会が終ってホッとしている。昨日はセンターを閉めて家でゴロゴロしていた。 第4回研究大会の会場を仙台でセンターと一緒にもてないかと話を受けたのは1年半前。 事…

9月22日

2014年9月22日 ある教育雑誌の10月号の広告を新聞でみた。それを眺めると各学年ごとの見出しは以下のようになる。 ・1年生「ストレスフリーな授業をしよう」・2年生「運動好きな子どもを育てよう!!」・3年生「国語科×読書指導 効果的な授業づくり…

9月17日

2014年9月17日 私は朝日新聞を購読している。 だから、今度の朝日の記事問題はたいへん残念だ。なかでも、池上さんの原稿に朝日批判があるので掲載日に載せなかったという問題はまったく考えられないことであり、長年の購読者のひとりとして今の気持ちを…

9月10日

2014年9月10日 この1週間、テニスの錦織選手の活躍で大騒ぎだった。優勝こそ逸したが、世界4大大会のひとつ全米準優勝は拍手喝采だ。昨夜などは、地名が「錦織」ということで、私の郷里、旧「錦織村」の荒れたテニスコートがテレビにちらっと顔を見せ…

9月4日

2014年9月4日 このごろは、今月末の「日本臨床教育学会研究大会」と来月初めの「高校生の公開授業」との事前の仕事が重なって、特別走りまわっているのではないが、なんとなく気持ちがおちつかない。 研究大会の方は当日も受け付けることにしており、フィ…

8月29日

25日から3日間、北海道を歩いてきた。私用である。といっても、友人と3人で取り組んでいるM校長(故人)についての聴き取り・資料探しである。 Mさんは、東京高等師範学校を1928年3月卒業、旧制黒沢尻中・古川中・仙台二中に勤めた後、札幌二中(現…

8月22日

文科省推奨のテレビ番組を先日見た。省庁が「道徳教育☓HERO」というチラシをシモジモの学校まで特定のテレビ番組の宣伝チラシとしておろすなどということを私は知らない。しかも、下村博文文部科学大臣からの、顔写真入りのメッセージもついているのだ。内心…

8月15日

2014年8月15日 大戦終了から69年目。この間、戦争で亡くなる人が一人もいなかった私たちの国を誇るべきだ。それは、新しい憲法、とりわけ9条をしっかりと守りつづけたため。世界のたくさんの人がどんなにうらやましく思っているだろうことか。 敗戦の年…

8月13日

2014年8月13日 広い範囲で暴れた台風は過ぎ去った。今日は、朝から以前の猛暑にもどった。雨で2日も開会式が延びた甲子園の高校野球。ここもいつもの猛暑の中の試合に完全にもどったことだろう。 テレビでは連日、各地の川の氾濫を映した。いくら科学が…

8月5日

2014年8月5日 「図書」の8月号に、ノーマフィールドと横湯園子さんの対談が載っている。いつか横湯さんにお会いしたとき、「ノーマフィールドの退職記念の会に出かける」と話されていたことを思い出した。その会は、シンポジュームで、横湯さんはシンポ…

7月30日

2014年7月30日 このごろ、教育関係の書籍に「道徳教育」を扱ったものが多くみられる。首相の強い意欲の実現化が一気にすすんでいることからであろう。 私は、特設道徳が登場した年に教師生活をスタートした。その当時のことはまったく記憶にないが、いつ…

7月25日

7月25日 ちらっと見たテレビの番組で、フランスの方が「日本語にはとても便利なことばがある」と言っていた。そのことばは「すみません」だとのこと。 それを耳にして「そう言われるとまったく考えたことがなかったが、なるほど『すみません』ってそうか…