1月の樋口陽一さんによる高校生公開授業を終えて、ほっとしているのもつかの間、今年度は誰にお願いするか? 事務局会での話し合いを経て、昨年1月に講演をいただいた中村桂子さんにお願いすることに。しかし誰にお願いするか決まっても、実際にその依頼を受けてもらえるか? また受けてもらえたとしても日程や会場の確保、さらには高校生の年間スケジュールとにらめっこして高校生が参加できる時期かどうかなど、最終的に授業者が決まり、全体が決まるのは毎回なかなか大変です。
ところが今回はどういうことでしょう? 日ごろの私たちの行いがよかったのでしょうか? トントン拍子で話が進み、中村桂子さんからは快諾をいただきました。
開催日は、12月2日(土) フォレスト仙台ビル 2Fホールで行う(予定)です。まだまだ先の話で、チラシも何もできていません。うれしいやら早く知らせたいやらで、思わず書いてしまいました。今から私たちもわくわく、どきどきです。詳細が決まり、日が近くなってきましたら、改めてホームページやdiaryでお知らせします。みなさん、ぜひご期待ください。
そういえば、今年4月16日の朝日新聞読書欄「著者に会いたい」で中村桂子さんの新刊『小さき生きものたちの国で』が紹介されていました。生命誌研究者としての中村さんの歩みだけでなく、中村さんの小さい頃の出来事や思い出、恩師との出会い、科学者としての願いなど、中村さんの人間としての多彩で豊かな魅力が語られています。研究センター発行のブックレット『生きものとしての人間から自然と科学を問う』(中村桂子 著)とともに、ぜひお読みください。おすすめです。