mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

盛会でした、作文教育の学習会!

 今年度、最初の学習会。コロナ禍だしなあ、運動会が終わって先生たち疲れているかなあなど、参加人数を心配しましたが、あけてビックリ! 若い先生から中堅・ベテランまで、たくさんの先生たちが学習会に来てくれました。
 コロナ禍だとオンラインでの学習会や集まりが多くなっていますが、やはり先生たちも、できればお互いに対面での学習会を望んでいるのだなあと感じました。学習会終了後も、会場のあちこちで先生方が久しぶりに会って、話に花を咲かせている光景がとても印象的でした。

 以下は、当日書いていただいた感想です。その一部を紹介します。これからも様々な学習会に取り組んでいきたいと思っています。ぜひ、参加ください。

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若い人たちがたくさんいてびっくりしました。「学びたい」「子どもの気持ちがわかりたい」という教師としての意欲は健在なのだと思いました。
 二人の先生の話は、子どもに寄り添ったすばらしい実践でした。忙しい中でも作文を通して子どもを知ろう、子どもと子どもを結びつけるその営みを続けている姿に私も力をいただきました。教師は、技術だけではだめで、まずは本気で子どもと向き合う気持ちがあるのか、そこが肝心なのですね。
 いつも学習をすると教育の原点に立ち返るような気がします。また、お話を聞きたいです。そして自分も実践してみたいです。

★2年生を担任しています。いい作文を書いてくる児童がいて、その子の力を伸ばしていきたい、作文の授業を充実させたいと思い参加しました。「小学校の一日一日の生活に目を向けさせ、生活そのものを書かせることに価値がある」という言葉が心に残りました。忙しい中ですが、子どもの作文を読む時間が好きです。早く実践したいと思いました。

★今回初めて参加しました。教員生活2年目で、わからないことだらけの中、作文について勉強したいと思い、参加しました。作文はとても奥が深いと思いました。子どもと向き合い、作文教育を通して人間らしさについても教えることができるよう、取り組んでいきたいと思いました。

★ハンディキャップのある子を持っています。5年生まで文章を書くことは困難でした。話すのも大変なのですが、話をして聞き取りながら文章にしています。出来上がったものを見て、お母さんはとても喜び、その子もほめられてとても嬉しそうでした。こうした積み重ねのなかで、この子は書き言葉という文化を獲得しようとしています。作文の会の実践は貴重だと思いました。

★今までの自分の作文指導をはずかしく感じました。❝ 生活そのものを書かせることに価値がある ❞ という言葉が心に響きました。表面上だけではなく、本当の心のやりとり、それは教師対子どもだったり、子ども対子どもだったり、大切なことを学ぶ、知るきっかけとなるのだなと思いました。教師が教えるのは簡単ですが、子どもたち同士で気づき知っていく方が価値は大きく、本当の意味で子どもの成長を助けるのではないかと思いました。人間らしさを人間(同世代同士の)と育んでいくことっていいなと感じました。

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