mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

『授業のための資料室』に「いじめ関連資料」を新設!

 すでにご覧いただいたかもしれませんが、ホームページの『授業のための資料室』に、新たに「いじめ関連資料」のカテゴリーを新設しました。

 これまで研究センターで取り組んできた学習会資料をはじめ、「センターつうしん」に執筆いただいた太田直道先生の論考、さらにこのdiaryで「教室から1~5」と題し執筆いただいている清眞人先生の報告などをまとめ整理して、広く皆さんにもお読みいただき、いじめについて考える手立てや参考にしていただければと思っています。

 早速、清さんからは「教室から」を整理まとめていただいた論稿「イジメ・トラウマ大陸としての児童期」が届きましたので掲載することにしました。ぜひお読みください。(なおdiaryの「教室から1~5」は、まさに大学での取り組みと同時並行的に書かれたものです。「イジメ・トラウマ大陸としての児童期」のようには読みやすく整理されていませんが、逆にそこに清先生の学生に対する思いや思考の痕跡を読み取ることができると思います。是非そちらもお読みいただければと思います。)

 また現在、太田直道先生には、これまでの学習会の資料なども再度整理していただいております。でき次第、随時掲載していきます。

 なお、清さんの「教室から」の報告が一つのきっかけとなって、大学関係者の中からいじめが若者の成長に与えている深刻な影響や問題、そこから導き出される学校教育の病理と課題などを、全国的な規模での大学生いじめ調査をもとに明らかにしていく必要があるのではとの話が出てきているようです。
 まだ具体的な動きにはなっておりませんし、詳細はわかりませんが、みなさんに報告・お伝えできることがあれば、お知らせしていきたいと思っています。