mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

人とつながり希望を紡ぐ

f:id:mkbkc:20170725103116j:plain

 23日(日)は、仙台市長選投票日。市長選は自民、公明などが支持する菅原裕典さんと、民進、社民、共産などが支持・支援する郡和子さんの事実上の一騎打ち。国会の与野党対決の構図と同じ状況の中での仙台市長選、今後の国政にも影響する大事な選挙でした。

 その同じ日に、被災地支援ツアーで石巻雄勝ローズファクトリーガーデンへ。ガーデンづくりのお手伝いに行ってきました。

 ガーデンを運営するのは、德水利枝さんと夫の博志さん。博志さんは、元雄勝小学校の先生で、研究センターのさまざまな取り組みや震災後の聞き取り調査などで大変お世話になっています。また退職するまでの数年間を、学校と地域の再生と復興のために、まさに身を粉にして尽力されてもきました。
 今は、妻の利枝さんと一緒にガーデンづくりをしながら、震災を通じて得た「人とつながり希望を紡ぐ」を合い言葉に、雄勝の森・川・海の生態系と雄勝石やホタテ・ホヤなどの地域資源を生かした「地域内経済循環」の構築と、持続可能な新しい町づくりに取り組んでいます。

 これまで様々な形で支えてくださっている徳水さんに少しでも報いることができればと、今回、宮城県職員組合が企画した被災地支援ツアーに参加させていただきました。
 午前中は、徳水さんが取り組んでいる震災教育プログラムの話をききました。午後はガーデンづくり作業と、震災時の雄勝小、大川小の話を現地に行って聞きました。( キヨ )

f:id:mkbkc:20170725105534j:plain f:id:mkbkc:20170725105713j:plain
   徳水さんから震災教育プログラムの話を聞く             日本最北限のオリーブの苗木の移植作業

f:id:mkbkc:20170725110055j:plain f:id:mkbkc:20170725110233j:plain
          女性陣はラベンダーの苗植え作業         みんな、気持ちのいい汗をかきました