毎年3月11日前後に開催してきている「いのち・子どもと教育を考えるつどい」を、今年も3月2日(土)に開催します。
震災から8年が過ぎ、その記憶と経験をどう継承するかという課題とともに、被災地・被災校でのこれまでの実践から、被災地だけでない私たちみんなが考えていかなくてはならない課題や取り組みについて交流していきたいと思います。
今回は、石巻は雄勝町で「復興教育」と地域の復興に取り組んできた徳水博志さん(元雄勝小学校・教師)にお話ししていただきます。
ご存じの方も多いと思いますが、徳水さんは震災後、「地域の復興なくして学校の復興なし」「子どもは地域の宝」を合い言葉に、「復興教育」に取り組んでこられました。それは、今を生きる子どもたちと向き合い、地域再生の主人公を育てることをめざしたものでした。さらに現在は、地域で「雄勝花物語」を設立し、みずから地域づくりの先頭に立って取り組んでおられます。震災を風化させず、教訓を語りつぐとともに、徳水さんの取り組みから多くのことを学び合いたいと思います。
大震災から8年
いのち・子どもと学校を考えるつどい
~ 雄勝の取り組みから考える、復興教育の実践と課題 ~
日 時: 2019年3月2日(土) 13:30~16:00
会 場:フォレスト仙台2F 第1・2会議室
参加費:無料
内 容:◎特別報告「復興教育の実践と課題」
報告者 徳水博志さん◎会場からの意見交流