mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

10月23日

doc00017220121023153338.tif15日の日記に、「パキスタンで女性の教育を否定するタリバン運動(TTP)に約3年前からブログをとおして批判してきたことが理由で14歳の少女マララ・ユスフザイさんが銃撃され意識不明がつづいているという悲しいニュースを聞き、奇跡的回復を祈る」と書いたが、昨日、まだまだ危機は去っていないが意識はもどったとのたいへんうれしいニュースがあった。順調に回復することを心から祈る。

 先日、Kさんから著書「建築徒然草」を贈っていただいた。写真をふんだんに使い、門外漢の私でも読んでイメージをつくることが容易にできるように気を配った編集だ。  その中の1つの章が「建築家の箴言」。その一番目が「メタボリズム建築運動をリードした建築家・菊竹清訓のことば。(*メタボリズム運動とは「都市や建築は新陳代謝し、進化・発達する有機体でなければならないという主張」という)。

   住宅でいえば、子ども部屋は作るべきでない。子供は、親がどんなふうに働いているか。そこでどう生活しているのか。お客様が来たらどこで勉強すればいいのか。見て考えればいいのです。そういうことをしながら社会性を学ばなければならない。それが家族というものです。

 私はまったく考えたことがなかった。自分の家を建てる時もすべて他人まかせ、「出来上がったぞ」と言われて住み着いたのが今の家。菊竹の箴言の物差しを当てれば大失格の建物になる。(だからあの子どもたちに?)とつまらないことまで頭に浮かんできた。