mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

3月3日

2015年3月3日 連日報道されている川崎の中学生刺殺事件、しだいに事件の全容が明かされてきているが、見るたび聞くたび胸が痛くなり言葉を失う。少年事件の件数は統計上増えていないということだが、これからを生きる少年たちの問題だけに事件のもつ重み…

2月27日

2015年2月27日 休みを利用して、なんとなくなのだが、書棚から「子供誌」(高田宏著)を取り出してゴロゴロしながら読んだ。雑誌に連載後の1992年12月に単行本として出されたもので、私が手にしてからも15・6年になる。年を重ねているせいか、…

2月23日

2015年2月23日 20日にTさんの卒業授業を観に出かけた。卒業授業参観は数年前のRさん以来だ。サークル一筋に生きてきたTさん、授業後の検討会でも彼らしい淡白な受け答えをしていたが、内心感慨はひとしおだったのではないか。 この日の授業を彼は子…

2月20日

2015年2月20日 雑誌「教育」3月号の「『実践記録』の戦後教育史的意味」(田中武雄)を興味深く読み、考えさせられた。という言い方よりも、今は現場を離れているとは言え、大きな課題を与えられたように思う。 私たちセンターでも、3年間にわたって、「…

2月17日

2015年2月17日 私は、石川達三の「人間の壁」を今でもひょっと手に取る時がある。“読む”のではない。手にすることで、かつて読んだことを思い出して、その後は書架にもどしているという言い方が正しいだろう。 今でも思い出して考え込む個所は、たとえば…

2月9日

2015年2月9日 前回、Kさんの言った「俺達の時代」にふれて私と組合を書いた。それに関して、これも若い時のことだが、どうしても加えておきたいことがある。 日教組が「日宿直廃止運動」をしたことがある、教師の本務でないということで町教委に署名を提…

2月5日

2015年2月5日 Kさんからの今年の賀状に「俺達の時代はいったいなんだったろう、組合活動はひとつのあがきだったのか、それだけなのだろうか。」と書き添えてあり、以来時々、Kさんの言う「俺達の時代」のいろいろを反芻している。ざっくりと言ってしま…

2月1日

2015年2月1日 ネットの調子が悪く、日記もついついいつもに増して延びる。普通に動いていたものが動かなくなると、大きな不便さを感じるだけでなく、精神的にも大いによくない。ネットごときでこうなのだから、この種のものから発する現代人のストレスが…

1月24日

2015年1月24日 22日、センター事務所の引っ越し(5階から4階へ)だった。私の11年間の間に3回目の移動となる(4階から5階、そして4階に)。20代のころ一緒だったS校長が「家は3回めが一番いいな」と自分の町内に新築した家を自慢していた…

1月21日

2015年1月21日 先日、ジャニーズ事務所の社長がラジオでしゃべったという話の紹介を新聞の小さいコラムで目にした。ほとんどメディアに登場しない方らしい。私はまったく知らない方だ。「成長しない子はいない。30年も50年もやっているけど、一人も…

1月18日

2015年1月18日 16日の河北県内版に「県独自学力テスト」の結果が発表され、「正答率 目標下回る」「小5、中2ともに国語は『書くこと』に課題があった」「英語も『書くこと』の正答率が低く、コミュニケーションが問われる『聞くこと』が重視され、『…

1月13日

つぶやき日記 2015年1月13日 11日、正月の挨拶に田舎に行ってきた。 行きは電車・バスと乗り継ぎ、その後いつもはタクシーというところを義姉の車で運んでもらった。こんな調子だから田舎行きは東京よりも時間がかかる。 帰りは、偶然、この日、実家に…

1月8日

2015年1月8日 日本のラグビーはこれまでになく強くなっている。オーストラリアから招聘したコーチの力が大きいという。そのコーチがテレビで話しているのを耳にした。「日本の選手は、決まったことには熱心によく取り組む。ほしいのは自主性だ。」という…

2015年1月3日

2015年1月3日 新年おめでとうございます。今年も研究センターのご支援をよろしくお願いいたします。 1日から明日まではとくに仕事を急いで考えることがないのを幸いに、書棚の本を何と決めることなく引っ張り出してめくることを繰り返している(「読んで…