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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

8月1日

 今日は全日本吹奏楽コンクール県予選会の日と聞いた。私には無縁の領域だが、先日の上映会の時に知ったのだ。

 「放射線を浴びたX年後」上映の最終回になる夜の部に、私たちの会には珍しく、高校生がポロポロと現れ、なんと10人を超えた。聞くと、すべてS高の吹奏楽部員、コンクールでは「ラッキードラゴン」を演奏曲として練習しており、仲間のひとりが新聞で上映会を知って、「観に行こう」ということになったのだという。

新聞の切り抜きを取り出してみると、「ビキニ水爆実験では静岡県の遠洋マグロ漁船『第五福竜丸』の被ばくが歴史に刻まれたが、ほかにも日本各地から出た数多くのマグロ漁船が被ばくした事実は人々の記憶には残っていない。」と記事は書き出している。これを読んで彼女らは話し合い。500円のチケット代を払って観ることにしたわけだ。

 それぞれがイメージを深めるために「みんなで観よう!」と話し合ったという高校生を目の前にして私はたいへんうれしく思った。このようなことができるかどうかが、今私たちに強く問われているのだから・・・。ベンシャーンも喜んでいるだろう。映画のなかに登場した人々だってうれしいはずだ。

 映画が終わって、彼女ら全員が感想文を置いて帰った。その1枚を紹介する。

 吹奏楽部の今年のコンクール曲で、「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」という曲をやります。その中でたくさん感情表現するところがあります。この上映のことを知り、ぜひ見させていただき、曲に生かして、この映画を見ていない人にもこの事件のこと、伝えたいメッセージを曲を聴いて下さるみなさんに伝えたいと思います。自分で調べたことよりももっともっと事件に身近な方の気持ちや声、もっとひどい事実を知り、衝撃を受けましたが、こういうつらいことを演奏する前にこの会をもって知ることができ、よかったと思います。ありがとうございました。普段だったら自分では積極的に踏み込めないような内容もよくわかり、身近でこういう形で機会を作ってくださってとてもありがたいと思います。

 彼女たちの演奏は3時10分からと言っていた。いま12時。3時間後だ。私も聴きに行こうと思っていたが所用で行けない。仲間が行くと言っている。成功を祈っている。