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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

11月26日

2014年11月26日

 3連休の中日、「2014日本のうたごえ祭典in みやぎ」に行った。日頃世話になっているたくさんの仲間が創り・出演するというのに行かないてはない。しかも、チケットを預かっても自分の周りの人もすべて売り子。オレなんかよりみんな手早く、ノロノロしているオレのチケットはまったく動かない。そのうち「座席数すべて完売しましたので、チケットはもう動かさないでください」との連絡、(よかった!)と思いつつ、ホッとする。

5000人満席の会場のひとりになることはなんと気持ちのいいことか。周りはみんな県外の人々。そう言えば、翌々日、埼玉の友人が「うたごえはどうだった? ぼくの周りからも数人行ったが」と電話で言っていた。

 ステージの後ろの座席は出演者で埋まる。全国からの出演者が合同で「希い」を歌う。

 歌の好きな人がこんなにいるのだと思うとしぜんにうれしくなる。明日に明るさも感じる。

 「歌はいいなあ」「歌は力をもたせるなあ」などと考えながら聴いているうちに、頭の隅で先日観た映画「標的の村」での「安里屋ユンタ」が響きだしました。その後しばらくの間、目・耳はステージにいっているのだが、沖縄高江の「安里屋ユンタ」のあの力強さは何だったのだろうと考えつづけた。

 そのうち、「イラク戦争反対運動もねばりづよく繰り広げられたが、あるとき、歌がないと気がついた。ベトナム戦争以降、みんなが歌う一つの歌がない。絶望のなか、声をあげて一緒に歌うことは大事な行為ではないか」と言った日本研究者のノ―マ・ヒィールドの言葉を思い出すと、しだいに「安里屋ユンタ」の響きは遠のき、ステージの歌が自分を包んでいた。

 ここに5000人集まっている。全国から集まった人々が力強く歌っている。オレのようなものでも決して希望を失ってはいけないと思って会場を出た。外はすっかり夕闇に包まれていたが、頬をかすめる風は心地よかった。

うたごえ祭典を創ってくれたたくさんの方々に深く深く感謝。