mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

上映が始まります! 映画『教育と愛国』

 

 日本では、教育とメディアはいつも政治圧力にさらされてきました。なぜ標的にされるのか。屈したあとに何が待ち受けているのか。その答えが、『教育と愛国』で示されています。監督は大阪・毎日放送のディレクターの斉加尚代さん。
 2006年に第一次安倍政権下で教育基本法が「改正」され、愛国心が盛り込まれ、「教育再生」「教育改革」の名のもとに、教科書検定は教科書会社の忖度もあって、どんどん悪い方向へ突き進んでいます。

 この作品は、歴史記述をきっかけに倒産に追い込まれた大手の教科書会社の元編集者や、保守系の政治家が薦める教科書の執筆者などへのインタビュー。さらには新しく採用が始まった教科書を使う学校や、慰安婦問題など加害の歴史を教える教師や大学の研究者へのバッシング、日本学術会議任命拒否問題など、20年以上にわたって教育現場を取材してきた監督が、『教育と政治』の関係をみつめながら最新の教育事情を記録したドキュメント映画です。教科書は、そして教育はいったい誰のものなのか・・・。
 ぜひ映画を鑑賞し、共に考えていきませんか? (仁)

 宮城での上映は、
 BiVi仙台駅東口2Fのチネ・ラヴィータで、
 上映期間《5月27日・金 ~ 6月16日・木 》の予定です。

 上映時間は、1週間ごとに替わりますが、
 ・最初の1週目《5月27日・金、5月29日・日~6月9日・木 》は、
   《 ①9:20~11:15  ②17:45~19:40》

 5月28日(土) は、10時~ のみ(上映後、監督の舞台挨拶を予定)

     ※ 詳しいことは、チネ・ラヴィータにお聞きください。