mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

百聞は一見に如かず、教科書展示会に行ってみませんか!

 中学校の教科書採択に向け、
  教科書展示会がおこなわれます。

 この夏から秋にかけて、全国各地の教育委員会で、来年度から中学生たちが使う教科書の採択が行われます。その教育委員会での協議の前に、教科書検定を通った全ての教科書の展示会が県内各地で、地区によっては今週6月9日(火)から行われています(会場によって展示会の開催期間や時間は異なりますので気をつけて下さい)。

 中学生たちが、来年度からどのような教科書で学ぶのか。また各教科書会社による工夫や違いなども実際に見て確かめることのできる、またとない貴重な機会です。
 昨今では、文科省による教科書検定のもとで、教科書の記述が大幅に制限され、政府・文部省の見解が色濃く反映しているとの批判や意見も聞かれます。例えば、歴史では領土問題や日本の近現代における戦争の記述、公民では少し前に大きな議論を呼んだ安保法制や日本国憲法についてなどが指摘されたりしています。

 「百聞は一見に如かず」です。まずは自分の目で見て読んで、そして保護者・市民の一人としてアンケートに意見を書いてみませんか。県内各地の会場は、以下の通りです(コロナウイルスの感染状況によっては日程が変更さえることもありますので、事前に確認してから閲覧にお出かけいただくとよいと思います)。

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