mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

正さん、タイを歩く(3)

 アユタヤ駅に戻るときも渡し船だ。桟橋脇の船の屋根にエアコンの室外機が載ってるのにびっくり。電線はどうなってるかと見ると、発電機らしきものがあった。この船が住居なのだ。

 f:id:mkbkc:20200108103218j:plain  f:id:mkbkc:20200108103301j:plain

 バンコク駅に近づいても沿線にはバラック建てが並んでいた。その向こうにはビル群が並ぶ。昔の日本を見ているようだな。

 とても文化的とは思えない屋根に衛星放送用のパラボラアンテナがキノコのように生えていた。よくは分からないが、たくましく生きてるなあと思った。

 f:id:mkbkc:20200108103442j:plain   f:id:mkbkc:20200108103508j:plain

 バンコク駅に着くと、待合室でコンサートをやっていた。何やらタイのアイドルらしい。タイのおじさんたちに混じってパチリ。

目的地2「ワット・パクナム」へ》

 午後の時間もあまりないので,バンコク駅からタクシーを使うことにした。タクシー乗り場にはお客とドライバーをつなぐ案内係がいてとても助かった。メーター付であることを確認し乗り込む。やはり渋滞がひどい。4.50分は走ったと思われるが、それでも400円。

  f:id:mkbkc:20200108103846j:plain   f:id:mkbkc:20200108104210j:plain

 大仏塔の5階にある「仏伝図」である。プラネタリウムのような円筒形で,あまりの美しさに心が奪われるような錯覚を覚えた。
 仏陀の生涯と世界観が表現されており、その荘厳さに包まれる時間だった。

f:id:mkbkc:20200108105803j:plain

 テラスからの寺院とビルの混在する眺めは、どんなに経済が発展しようとも仏教が深く根付いていることを教えてくれる。言い忘れたが、バンコク駅の待合室には僧侶用の一画が作られていた。列車内も僧侶専用の座席が一般市民と区切られていた。特別な存在として崇められている国なのだな。

 帰りは金をかけずに乗り合いトラックのようなものに乗ったが、言葉が全く通じず,高架鉄道の駅までずいぶん歩く羽目になった。地元の人に何度も駅を訪ねお世話になった。ありがとさんでした。本日はここまで。