mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

夏休み明けは、『1年生めんこいゼミ』から

 まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ夏休みも終わりですね。お盆の時期にかけて研究センターもお休みしてましたが、また活動開始です。
 夏休み明け最初の学習会は「1年生めんこいゼミ」となります。是非ご参加ください。

日 時 8月28日(水)18:30~20:30
会 場 みやぎ教育文化研究センター
内 容 ① 子どもをカタルシス(18:30~19:30)
     子どもたちの関係を深めるために、お互いの経験や知恵を交した
     と思います。

    ② さんすう「10より大きいかず」(19:30~)
     1年生が「じゅうに」を「102」と誤記することがあります。そ
     れは位取りの仕組みと表記の関係の理解不足が原因です。
     今回は、加減法のくり上がり、くり下がりの大切なステップとなる
     位取りについて取り上げます。

  ※ ほかに子どもたちと短時間で楽しめる歌やゲーム、手遊びなども取り
    上げたいと思っています。

【前回の様子】
 「子どもをカタルシス」では、ひらがなの授業が進むなか、なかなか文字を覚えられない子や、同様にさんすうで数が覚えられない子のことが話題に上がりました。
 参加者からは、「音とひらがなの『文字記号』が結びついていないのだろうから音声化される50音表を使うなど、遊び感覚で補えないだろうか」、「50音表を使ってでも読もうとしているなら、まずはその意欲を認めてあげることが大切」、「具体物の持つ性質から、数だけを取り出して理解するのは高度なこと。その子が何なら数を認識できるか、絵や具体物を使って探してみたら」などのやり取りがされました。

 後半の「『ひらがな』から『文』へ」では、ひらがなを覚えた子どもたちに、これからどんな学びの経験や体験をさせていくことが大事なのかを、夏休みの「絵日記指導」を切り口にしながら交流しました。
 そこでは、①誰にむかって書くか?書く相手をはっきりさせる ②子どもの書いたものをどう受け止めるか ③文を自由に作れない時期は、絵などで補うとよい ④お話ポストで、遊び感覚で書くことを楽しむなど、参加者それぞれの経験を交えながら楽しく話し合いました。 

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