mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

正さんのお遍路紀行(四国・愛媛編)その5

 菩提の道場 ~8日間で愛媛を歩く~

【5日目】3月19日(火)   ~ 雨の中せっせと歩く(昼過ぎまで雨) ~

JR松山(8:20)⇒ JR三津浜(8:24)⇒ 4km 52大山寺 ⇒ 3km 53円明寺
 JR伊予和気(11:35)⇒ JR大西(12:17)⇒ 4km 54延命寺 ⇒ 4km 55南光坊
 ⇒ 2km ⇒ 今治着(16:00)

 今回のおへんろ日程を考えていた段階では、雨の日もあるだろうからと、予備日を1日作っていた。ところが、歩くことを続けてきたら、“ 雨。なんのその。じゃぶじゃぶ行こう!” になっていた。

 朝から本降りだったので、楽天ポンチョで出発。
 1時間ほど歩くと、首元から雨が内側に流れ込み、ザックのショルダーベルトまで濡れた。もちろん服も濡れて寒くなった。なんでなんでと原因を探ったら、ポンチョのフードをかぶらずに首のところで折っていたので、どうしても首回りに隙間ができて、そこから流れてきていた。頭には菅笠をかぶっているので、フードは使えない。しかし、最後は寒さに我慢できず、フードをかぶった上から菅笠をかぶった。妙な格好になっているに違いないが、知ってる人など誰もいない。気にする年でもないしな。

《同郷!スウェーデン青年》
 JR大西駅で下りたら、さわやかな外国青年おへんろがいたので話しかけてみた。そうしたら日本語ぺらぺらだったので、いくつか質問してみた。スウェーデンからの留学生で、今春休みなだから、それを利用して廻っているとのことだった。日本の有名処は去年行ったので、四国お遍路という普通ではできない日本を体験してみたかったようだ。
 「ほんで、大学はどこなの?」「T大学です。」「えー!仙台じゃないか!ほらほらこれ見て。」おいらの金剛杖に書いてある仙台の文字を見せたら、スウェーデン君も「リアリイ!!」とびっくりしていた。まさかこんなところで同郷人と会うとは思っていなかったので、なんだかうれしくなってしまった。彼は足首を痛めてしまって、ちょっと辛いと言っていたので、「おへんろはタイムレースじゃないんだから、ゆっくり来な」と声をかけて、延命寺に向かった。

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              月 と 今治城

  本日の目的地に思ったよりも早く着いたので、今治城まで歩いてみた。雨の上がった夕方にお城が映えていた。
 半日以上雨だったので歩く楽しさはなかったかな。それでも、平地は本当に楽だと感じた。