mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

来週も「がんばっぺ」(ひよっこ風に)

 今朝も1年生の男の子とお母さんが一緒に登校している姿を見ました。でも入学初日とは違い、子どももおとなも新しい生活に慣れてきた様子が窺えます。
 男の子は、月曜始まりの今日が金曜日で5日目、緊張もだんだん取れてきてお疲れモードのよう。朝の支度も少々遅れ気味だったんじゃないでしょうか。足取りも少しばかり重い感じです。お母さんはそんな息子の様子に少しイライラぎみ?、早くしなさいという思いが息子の少し前を早足で歩く姿と表情にじんわり感じます。
 でも、この5日間つまりは丸々1週間、緊張のなかを子どもは本当によくがんばったと思います。いやがんばったのは学校の先生も、そして親たちもですかね。みんな1週間よく頑張ったと思います。この週末はゆっくりお休み下さい。そして、また来週から「がんばっぺ」です。

 さて、来週からの「がんばっぺ」に向けてです。先日1年生の先生から「ひらがな」の指導ってどうしたらいいんだろう。何か参考になるものない? との相談を受けました。ぜひ研究センターのホームページを開いてください。
 トップページのサイドメニューに「授業のための資料室」というのがあるので、そこをクリックして下さい。そうすると「授業実践の部屋」というページが開きます。そこの最初に「ひらがなの授業(1)」というのがあります。それをぜひ開いて下さい。

 このdiaryに毎月2回、欠かさず「季節のたより」を寄せてくれている千葉建夫さんが1年生の子どもたちと取り組んだ「ひらがな指導」の授業実践記録です。ひらがなの指導方法についてだけでなく、子どもがひらがなを学ぶということ、文字を獲得するということがどういうことなのかなど、多くのことを考えさせられ、また学ぶ機会になると思います。
 なお「ひらがなの授業(1)」に続く「ひらがなの授業(2)」以降は、「授業のための資料室一覧へ」にお進みください。

 また1年生の保護者の方をはじめ一般の方も、ぜひお読みください。みなさん、自分がひらがなをどうやって読めるようになったか、獲得したか。その時のこと覚えていますか? 意外と覚えていないもんですよね。友人に《いつひらがな覚えた? 覚えた時のこと覚えてる?》と聞くと、忘れたなあとか、幼稚園の時にはもう読めてたなあ などという程度です。
 千葉さんの授業を通じて、ひらがな・文字を獲得することを追体験してみてはいかがですか。文字を獲得した自分を愛おしく感じるかも知れませんよ。