mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

教育講演会『子どもの権利条約から見た日本の教育の課題』

 「民主教育をすすめる宮城の会」の主催で、上記タイトルの講演会が、ゴールデンウィーク初日となる4月27日(土)・14時 から行われます。 

 子どもの権利条約が国連で採択されて今年で30年、日本が批准してから25年になります。批准された当初、さまざまな教育・子育て運動や活動に取り組む人々を励まし、支えるものとして歓迎され、その学習をはじめ「子どもの権利条約」を生かし広げようとする取り組みが活発に行われました。

 しかし「教育基本法」の改定をはじめとするこの間の教育改革のなかでは、ほとんど「子どもの権利条約」が語られなくなってきているのではないでしょうか。振り返ると、「子どもの権利」がどこまで実質化されているのか、きわめて心許ない状況が続いています。子どもたちのいじめ自死も後を絶ちません。
 「子どもの権利」とは、その根底に「生きること」、しかも「よりよく生きる」ことを置いているはずです。

 今、あらためて子どもをまん中に、子どもの成長・発達を保障する子育て・教育のあり方をみんなで考え合いたいと思います。是非ご参加ください。 

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