映画「あの日のオルガン」の上映が始まります。第二次世界大戦が終末を迎える前、戦火を避けようと全国各地で学童疎開が行われましたが、東京大空襲を予測し、当時、誰も考えなかった疎開保育園で53名の幼い子どもたちのいのちを守った、若い保育士たちの実話を映画化したものです。
映画化を企画したのはボクが若いときに親子映画運動でお世話になった鳥居明夫さん。監督・脚本は山田洋次さんのもとで長年、助監督を務めてきた平松恵美子さん。
こどもファーストで保育を考える当時の保育士たちと、疎開に迷う親たち、受け入れを喜ばない疎開先の住民など、見どころがいっぱい。小さい子どもたちの演技は目を見張るものがありました。そして現在の私たちの問題をも考えさせるものです。ネタバレになるので、この後は是非映画館で見てほしいです。
2月22日から全国一斉にロードショーがスタートします。県内では長町MOVIXでのみ上映。ぜひ上映を成功させ、夏以後の地域上映会が県内各地で開催できるよう、働きかけていきたいと思います。<仁>
『あの日のオルガン』公式サイトは、こちら