mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

秋のこくご講座・ご案内

 夏休みこくご講座に続き、『秋のこくご講座』を10月13日(土)13:30~/フォレスト仙台ビル2F会議室 で行います。

 第1部では、前研究センター所長の春日が、教師が教材(作品)と出会うために、物語のどのような言葉や文章に気をつけて読んだり、考えたりすることが大切なのか。第2部で取り上げる「大造じいさんとがん」、「手ぶくろを買いに」などにも触れながら、その勘どころや目のつけどころについて話をします。

 第2部では、5年生教材「大造じいさんとがん」、3年生教材「手ぶくろを買いに」をもとにして、授業づくりを考えます。お気づきの方もいると思いますが、実は「手ぶくろを買いに」は、東京書籍の教科書では付録扱いとなっています。何でそんな付録教材でやるの~との声もあるかもしれません。ですが教師は、教材と子どもたちをどう出合わせ、そして教えるかという力量だけでなく、子どもたちにどのような教材と出会わせるか、その教材そのものを吟味する力量も問われます。「手ぶくろを買いに」は、3年生の子どもたちにとてもよい作品だと思います。そこで、あえて今回は「手ぶくろを買いに」で授業づくりを考えることにしました。作品の良し悪しを見分ける眼力と、教材の幅を広げるよい機会です。ぜひ、奮ってご参加ください。お待ちしてます(事前の申し込みは必要ありません。当日、会場にお出で下さい)。

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