mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

夏の講座・あれやこれや

 この夏、センターが主催した『夏休みこくご講座』と、ついこの9月1日(土)に行った『第2弾 算数授業づくり講座』の報告をします。どちらも多くのみなさんに参加いただきました。ありがとうございました。

 さて8月3日(金)に行った『夏休みこくご講座』は、実はちょっとしたハプニングが・・・。1つは、私自身が準備中に足を怪我してしまい、急遽病院に行くことに。もう1つは、後半の分科会で話題提供していただく予定の先生から、緊急の用事が入って時間までに間に合わないかもとの連絡が・・・。しかし、そこは人生における幾多の困難を乗り越えてきている事務局のみなさんの機転を利かせた対応によって無事講座を行うことができました。参加者のみなさんには至らない点もあったかと思いますが、お許しください。そして次回以降も、ぜひご参加下さい。

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【 参加者感想から 】
・春日先生の最後の「みんなと一緒にいるからいい場所と思わせるのが勝負」
 という言葉が印象に残りました。絵本の力、ことばの力を感じました。
・国語についてさまざまな思いを持った先生方が集まって話し合うという興味
 深い企画でした。それぞれの実践からのお話が大変参考になりました。
・兵十は火なわ銃をうたないといいなあと思いました、という子どもの感想に
 ❝物語の結末を知っているのに、こんな感想を書くのだなあ、すごいなあ❞
 と気づけるようになりたいと思いました。改めて「ごんぎつね」という作品
 のよさを知ることができました。
・サラダで元気、絵本か教科書か? 悩むところですが、今日は絵本のよさを
 すごく感じました。俄然1年生の担任をしたいと思いました。
・教科書と絵本の比較は自分でもやりたくてもなかなかやれないので、今回の
 企画はとてもおもしろかったです。やっぱり絵本はすてきだなあと思いまし
 た。教師が本質を知っていることの大切さが身にしみました。

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 第2弾『算数授業づくり講座』の方は、これからかけ算の授業が具体的に始まる2年生の先生や、前回の講座に参加してくれたリピーターの先生などを中心に行われました。最初は緊張気味の方もいらっしゃいましたが、気さくで明るい講師の林さんの人柄とグループごとの教具づくりの活動が、次第にみなさんの緊張を解いて和気あいあいの楽しい講座となりました。
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【 参加者感想から 】

・2年生の担任をしています。大人でもわくわくするような教具・授業実践、
 これからの九九の勉強が本当に楽しみになりました。九九だけではなく、算
 数の授業で使えるようなポイントがたくさんありました。
・前回の位取りハウスもそうでしたが、子どもたちの生活経験から学習問題へ
 結び付ける発想が今回もすごいなあと思いました。2年生のかけ算の大切さ
 は、中・高学年を受けもつほど感じることが多くなってきました。今度2年
 生を受け持つ際には、今回の講座の実践に挑戦してみたいと思いました。
・私の小学2年生の時のかけ算の内容は、九九を繰り返し暗唱させ暗記するだ
 けという印象が強かったです。「くるくるボックス」や「かけ算計算器」を
 つくり、活用することで、1あたり量やいくつ分の数がより理解できると分
 かりました。(学生)