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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

身の引き方を思う

 昨日は休日だったため、朝の報道番組をのんびりとくつろぎながら見ていた。A放送局のコメンテーターT氏が、先日、この日記で春さんも書いていたむのたけじの生涯をまとめて話すコーナーが飛び込んできた。
 先の戦争中、新聞記者だったむのさんが、自分の報道記者としての責任をとる選択として、戦争終結の日に退職届を出し、秋田にもどって「たいまつ」の発行など、精力的に活動をしていたことは、私も知っていたし、尊敬のまなざしで、むのさんの活動をみてきたつもりだった。
 しかし、今回、亡くなる少し前のT氏のインタビューに、むのさんは、この退職のことを今でも後悔している、あの時、新聞社に残って自分の考えることを訴えつづけていればよかった、というような主旨の話をしていた。何故かは語っていなかったが、昨今の安保法や改憲の異常な動きに対して、今の報道各社やジャーナリストの姿勢への義憤というか、情けなさが、きっとそのような思いにさせたのだろうと、私は感じ取った。あくまでも私見ではあるが。
 「責任をとって辞める」ことを頻繁に見聞きする中で、むのさんの報道記者としての姿勢、生き方の問題、抵抗の方法など、多くのことを改めて考えさせられた。

                                                                                                                          <仁>