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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

2月12日

 どうしてこうも「経済」「経済」という言葉がいつでも・どこでも当たり前のように氾濫するようになったのだろう。聞くも見るも私はホトホト嫌になっている。家でつい口にすると、「金がなくてどう生きていけるの!」と怒鳴られる。金がまったくなくていいとは言っているつもりではないから、あとは黙ってしまう。そして、自分の中で、いつから経済=金になってしまったのだろうと何度も思う。以前は「経済」と耳にしてもとくに嫌な気分になったなどということはなかったのに。

 倉本聡さんもテレビで「経済・経済が嫌だから富良野に来た」というようなことを言っていた。聞いて私は喜んだ。凡人の私との決定的な違いは、「私たちは、経済だけではなく、自然環境、文化の3つが一緒に大事にされなくちゃ」と言っていたことだ。

 それを聞いて、(そうそう、そうなの・・)と意を強くしたが、倉本さんの言葉を借りて「金がなくてどう生きていけるの!」という家人への巻き返しは諦めてしなかった。

 アベノミクスとは何のことか私はいまだにわからないが、どうも経済第一(唯一?)の考え方らしく私には響く。よって、無関心だ。でも、世の中の動きをみると、政府・与党にどんな不祥事・問題が起ころうとも、内閣支持率とやらが下がらないのは政府と国民の願いが一致しているということになるのだろうか。「世の中は金だ、金だ」と騒ぎまくられると、つい「そうだ、そうだ」と乗っかってしまうのだろうか。

 そんなことをしていて、これからの日本は本当に大丈夫なのだろうか。戦後の何もない子ども時代を結構楽しく生きて来た私には「経済」のかけ声の外にふっとばして見向きもしないものが気になってしかたがない。( 春 )