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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

5月8日

2015年5月8日

 私はこの歳になっても、「競争」とか「戦略」という言葉が耳や目に入ると、あまりよい気持ちになれない。ところが、それらに類する言葉はますます増えてきており、しかも、今を生きていくうえでは何よりも大事なことにしなければならないと「学校」でまでも通常使われているのだから私にとってはたまらない。「タマラナイ」という思いがそもそも不思議で時代錯誤と思われるのかもしれない。

私が今の世でもそうなのは、山の分校出身だからなのだろうか・・・。他に言うことではないが、世の流れから何歩も遅れている自分を恥ずかしいと私は少しも思っていない。

今日、ある電話会社から電話がきた。「今あなたの光回線を入れた電話料金は○○円ですが、私の方にモデムを替えれば□□円と大幅に安くなります。現在のあなたのN社と私の会社が提携したので、モデムを交換する時、立ち合ってもらうだけでいいのです。お金はかかりません。」と、「その日はいつがいいか」と言うのだ。

私は、「料金が安くなるのは大いにありがたいのだが、N社に断りなしにはできない。N社と話をしなくていいのか。安けりゃいいと、今契約しているN社に黙ってそうすることは仁義に反することじゃないか・・・。N社に断りなしにはオレはできない。」と言うと、「ああ、そうですか」と電話はすぐ切れた。

その後、(オレは恐ろしい世の中に生きているのだ)とつくづく思った。そして、できれば一時も早くこんな世の中から逃げ出したいとも思った。

おそらく、電話の主だって、あまりいい思いをしているわけではないだろう、そっちでもこっちでも、あたら一生をこう生きなければならないということは、互いに不幸なことだなあとも思った。